しみ込む歌舞伎【歌舞伎座 夜の部】 | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

宣言通り、二回目観ました、歌舞伎座夜の部。

ぎりぎり滑り込みセーフの千秋楽での観劇。

楽日の雰囲気はどこかお祭りっぽくて好きです。

最後の力を振り絞っておみこし担ぐ人たちの熱気に似てる。


全体の内容については前回の通りなので割愛しますが、
やっぱり福助さんの人形振りは、マッツエック版のジゼルを思い起こさせました。

狂う(正常な精神でいられない)ということを、表情の変化ではなく、
動きの伸縮で表現するところとか。


それにしても、短期間の間に同じ演目を観ると、役者さんの演技が
身体にしみ込む感じがしました。


その染みがいずれ自分の血となり、肉となればいいなという願いも込めつつ。








しみチョコ食べたくなってきた!