タクシー飛ばしてよコクリツからAXまで | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

タイトルは「気になるあの娘」の替え歌です。
日常を歌にのせてみました。
いやほんとそのままなんですが、国立劇場で歌舞伎を観た後、
飛ばしていただいて相対性理論を観てきたのです。

よかった。救われた。
人間が発するエネルギーってすごいや。
あと、




佇まいは言葉を凌駕する。





と思いました。



私が踊ることについて向いてないとか、
とても厳しいことをいう方がいるのですが、あるとき

「関さんは佇まいで表現しなさい」

と言われたことがあって。

そのときは
タタズマイ?居ればいいってこと?
動くなってこと?
私が今までやってきたことってなんだよー
とか傷ついてみたりしました。

が、この日のカテゴリーは違えど、
「いることが攻撃的な生もの」をみて
その言葉を思い出し、ちょっと生きる希望が沸きました。
(自分の思い込みをふんだんに加えましたが)

最近、逃げたいと思うことはいっぱいあったけど
別に私が逃げようともがこうと日常は淡々と続いていくし、
世界は終わらないし、やっぱり
相変わらず震える音楽とか、揺さぶる言葉とか人とかはいるわけで。

始まったばかりの世界の終わりを聴きながら、私はこれからも
無慈悲にバランスをとって歩いていくわけで。



いや別に北の国からきたわけではない




わけで。