黄昏、明確、レボリューション | 歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

歌舞伎ライター 関亜弓「そば屋のカレー日記」

俳優、ダンサー、歌舞伎ライター関亜弓による大衆向日記です。

初めての立ち回り稽古に備え、塩大福を購入。
リュックにスニーカー姿で大福片手に門前仲町を闊歩した。

(備えてといっても単にエネルギーチャージのためです。
「三人吉三」に大福を持って立ち回りをする幕はありません。)

関係ないけど、iPhoneって本当に便利なのを稽古でも実感。
マイクやテープを用意しなくてもいくらでも
録音できるし、何より感度がよい。

動画だってストレスなくとれてしまう。
この日も立ち回りの一部始終を
iPhoneで撮影してもらっておいたたおかげで、
「へっぴり腰になってるよ」という師匠からの
ダメだしを、瞬時にこの目で確認することができたし。

そういえばこの前インタビューをさせていただいた若手歌舞伎役者さんも、
「iPhoneで録音していたら先輩がびっくりしていた」と言っていた。
時代は変わりゆくものだ。
昨日はそのインタビュー記事の打ち合わせがあり、
上がってきた写真を見せてもらいました。
うーむ、どれもかっこよくて選べません。
7月24日発売のCheese!9月号をどうぞお楽しみに!

あと、この稽古での最大のミスはステテコを履いていなかったこと。
女装している男役なのだから、本性だしてからは男座りになるのを忘れていた。

頭の中ではT.M.レボの「生足魅惑のマーメイド」という
歌詞がぐるぐる回っていたのだった。

見湧かない生足を少しでも顕わにしたことを、
この場を借りて謝罪いたします。