楽日翌日から踊る身体に。
まずは地元のバレエ教室の練習会で
踊らせていただく振付をさらう。
なぜ、こんなハードルの高いものをやりたいのかわからないけど、
体温が熱い今だから、やりたいのだ。
4年前は出来なかったけど、今なら目つぶって飛び込んで
しまえるんじゃないかと思った。
で、昨日は現代音楽×ダンスイベントにて本番2ステージ。
初めての即興ダンス。
呼んでいただいたことを大変ありがたく思います。
しかも、すばらしき演奏家&アーティストとのコラボレーション。
ヴァイオリン&ピアノの金さんは映像や美術などと一緒に
音楽を総合的にプロデュースするなどご活躍されている方。
今回のイベントの主催者でもあり、中国をはじめ、
グローバルな活躍をされているのであります。
ピアノの岩崎さんはなんとあのクリムゾンの元メンバーのバンドでオープニングアクトを
された方!「クリムゾンを聴いたときの衝撃は忘れません」と熱弁を奮ったら
私のような年代でクリムゾンだのイエスだの出てくることが嬉しいといってくだすった。
お二人の演奏と、導入で詩の朗読があり、それを引きずるような形で
私の身体が動くというステージでした。
朗読を担当してくださったのは徳富さん。
徳富さんは大学の先生や、俳優もされていたり、
カメラや鉄道に詳しかったりな文化人です。
ひげといつでも冷静沈着なところがチャームポイントです。
そして衣裳の倉岡さんはあの毛利臣男さんと共にお仕事されていた方で、
以前から衣裳の写真などを拝見して超興味深々だったのです。
打ち合わせのときに、初めて衣裳に触れてびっくり、
着てびっくり。
以前、laskaのるみこさんのワンピースに袖を通した時もそうだったのですが、
吸いつく感じ。
見た目のインパクトから想像するより遥かに軽くって、布が
身体についてくる感覚です。
じゃん
多分平面だと布に見えるかもしれないのですが
着るとこうなります
顔しか出てないんですよ。しかも本当の長方形。
これで踊ったんです。ふふ。
進化するとこうなって
更に進化すると、上記左のワンピースでもっと自由になりました。
ひとりじゃできないことが、
いろんなピースが集まって一枚の絵や立体になる感覚。
未知。
一昨日までは空気の読めない大正ア○ドル
昨日はパラノイア
今日は四角に閉じ込められ光を求めながら踊る物体
演じることを肯定できる場があるよろこび