リストカット(自傷行為)を知っていますか?
はじめに
①ご紹介するレメディが全ての方に適しているということではありません
バッチフラワーレメディは思考や感情で選ぶセラピーです。
自傷行為の中で共通しているレメディはありますが、人によって、もしくはその時の状態によって必要なレメディは変わってきます。
載せている以外にもサポートしてくれるレメディはありますので、自分に合ったレメディを選んでケアをしていきましょう。
②バッチフラワーレメディは薬や治療ではありません
バッチフラワーレメディはあくまでもサポートという立ち位置です。
病気そのものについては自己判断せず専門家の診断を仰ぎ、必要な治療を受けるようにしましょう。
リストカット(自傷行為)とは
リストカットとは字の如く、「wrist(リスト)=手首」「cut(カット)=切る」を意味し、自傷行為の一つです。
自傷行為もまた字の通りで自らの体を傷つける行為のことを言い、リストカットの他に、
・手や腕を噛む
・タバコの火を肌に押し付ける
・自分の頭を壁に打ちつけたり拳で壁を殴る
・髪の毛を抜く
・薬物を過剰に摂取するオーバードーズ
など様々あります。
更に過剰な飲酒、不特定多数との性行為、摂食障害などを繰り返すといった行為も自分を蔑ろにする行為という視点から、ある意味自傷行為の一つという考えもあります。
また一人に一つの行為とは限らず、同時進行でいくつかの行為に及ぶ場合もあります。
自傷行為は10代~20代に多いとされこの場合、発達障害や知的障害のある子どもの自傷行動とは分けられます。
また、自殺行為とも違うとされています。
なぜならリストカットなどの自傷行為は、強い怒り、悲しみ、絶望感、失望感などの感情を和らげる代償行為、つまりはけ口や精神の鎮痛剤のような役割を果たしているため、死よりは生きるための行為だからです。
とは言え、例えば薬物を過剰に摂取するオーバードーズなどは命に関わる危険性もあり、過去に実際に命を落とした方や、自傷行為をしながら自殺未遂を起こした方もいるので、死に直結しないと決めつけるのは安易かもしれません。
他にも自傷行為は他者の気を引くためのアピール行為などと言われることもありますが、これは現時点でそういった研究、報告などはないとされています。
もしアピール行為だと本人が認識している場合は、精神的苦痛のはけ口として自傷行為に走り、結果、周囲にこれほど辛いのだと訴えていると考えられます。
敢えて傷跡を見せる場合もその可能性があるでしょうし、一時期ファッション感覚で体を切りつけ傷跡を晒す若者が居ると言われていましたが、いずれも健常な人はそういった行為には至らないので、心に何かしらの苦痛を抱えていることは確かでしょう。
また、自傷行為は誰もいない一人の空間で行われることが大半です。
こういった背景からも、自傷行為とは自身の精神的苦痛から解放される為の逃避行為であることがおわかり頂けるかと思います。
自傷行為の治療法では認知行動療法が一般的だとされており、他にも状況に応じてカウンセリング、薬物療法、行動療法、家族療法などが取り入れられています。
リストカットをケアしてくれるレメディ例
- 自傷行為への衝動を止められない、自分の心と行動をコントロールできない
- 自傷行為に依存している
- 抱えている問題と向き合えず自傷行為に逃避してしまう
1.アグリモニー
- 親やパートナーにこんなに辛いんだ、苦しいんだとわかって欲しい
- 親やパートナーにもっと自分に関心を持って欲しい、気にかけて欲しい
- 特定の人に対して強い怒りや許せないという思いなど攻撃的な感情がある
15.ホリー
- どうしてこんな思いをしなければならないのだという恨みっぽい気持ちや被害者的な意識がある
38.ウイロウ
- 何度も止めようと試みては止められないということを繰り返している
リストカットをしている方は
母親との間に問題を抱えている場合も多く、
行為に至る背景には様々な感情があります。
一方で自らの体を傷つけるという
ショッキングさから、
本人も周囲の人もその行為自体に
注目する傾向があるようにも思います。
しかし
リストカットを克服するためには
心のケアが重要となってきます。
それは時として本人だけではなく
母親など周囲の人も必要となることもあるでしょう。
そういった場合でも
バッチフラワーレメディは
ケア・サポートしてくれます。
今回挙げたレメディは一例です。
リストカットをする自分の中に
どういった感情があるのか
リストカットを繰り返す家族に対して
自分の中にどういった感情があるのか
そこに目を向けると
今の自分に必要な癒しが見えてくるはずです。
辛さ、苦しさの軽減の一助となりましたら幸いです