放映:モンゴル国営放送(MNB)
このアニメーション、詳細が不明な上、
恐らく前後に字幕が出てくると思うのですが、
それもカットされているのでよく分かりませんが、
見た感じを言えば、十二支の由来について、
アニメーションで説明しているものと思われます。
日本では、十二支の1番目が何故ネズミなのか?
についてのお話がありますが、
モンゴルの十二支の場合、内容が異なる様です。
それについて説明している頁を発見したので、
内容を調べてみました。
神は、12種類の動物をそれぞれの年の管理者にして、
その年に生まれた人間の教育係をさせる事にしました。
11年目までは決まったもの、
12年目の動物は何にするか悩んでいた時に、
ネズミとラクダが立候補しました。
神は、最初に朝日を見た方を
12年目の十二支に加えると決めました。
そして、日の出を最初に見たのは、ネズミでした。
こうして12年目の動物は、ネズミに決まったのです。
ネズミはラクダの身体の上に乗る事で、
ラクダよりも高い位置にいたので、
ラクダよりも先に朝日を見る事ができたので、
その事でラクダは悔しくて仕方がありませんでしたが、
その様子を見ていた神は、その代わりに、
十二支たちの全ての特徴をラクダに与える事にしました。
ラクダが風変わりな姿なのはそういう理由があるからです。
Монгол үлгэр: Тэмээ үнсэнд хөрвөөх болсны учир - Баатарын Батаа
…という感じのようです。
モンゴルの十二支では、ネズミは最後の動物だそうです。
勉強になりました。
更に調べてみると、
日本語でモンゴル十二支の由来解説を詳細に解説している頁を発見。
BTVケーブルテレビ|ラクダは何故十二支の動物に選ばれなかったのか?
先にこっちの頁を見つけたかったです。
というか、日本語による解説、結構数がありますね。
わざわざモンゴル語を翻訳する必要は無かったです。
《追記》
「十二支」と「干支」は、厳密には違うそうです。
「干支」とは、「十二支」と「十干」(じっかん)を組み合わせたもの。
「十干」とは、「甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸」のこと。
つまり、「干支」は60種類。
日本人の多くは混同していそうですが、私もそうでした。
本文中に混在していた「干支」を「十二支」に書き換えました。