第5980の解体ー食の安全 part 4 | 世界解体

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もうひとつの法律・・・

食の安全

食品衛生法とは?

この法律は「ニホンにおいて飲食によって生ずる危害の発生を防止するためのニホンの法律」であって「食品と添加物などの基準、表示、検査などの原則を定める」とあるね。「食器、割ぽう具、容器、包装、乳児用おもちゃについても規制の対象となっている」ということだ。

原則は「国、地方自治体、食品等事業者(食品に関わる事業を営む企業など)についての責務を定め、そして食品等事業者による検査の実施、危害防止に必要な情報の記録や保存についての努力義務を定めて」いるんだね。

その始まりは1947年、割と古い法律であるから時代の変化と共に改正されているんだけど、最近の改正では手作りの漬物が売れなくなるというようなことが話題になっていたけど、モンダイはそこじゃないんだよ。

この国の食品は食品衛生法などの法律によって規制されているとはいえ、

その基準は恣意的に操作出来る

ということなんだ。

つまり、安全かどうかを決める指標は何の思惑も入らない客観的なものではないんだ。
添加物についてもそうだし、残留農薬についてもそう。
何が悪くて何が悪くない、どこまでなら安全でどこからが危険かなんて実際はそうカンタンに線を引くことなど出来ないのに、それをやっているんだよね。

もちろん、よくは分からないけど、ある程度の線引きをすることで消費者を守るというスタンスは理解出来る。でもね、農業や食品をめぐる昨今の状況を見ていると、

ホントに消費者を守ろうとしているのか

についてははなはだギモンということになるんだ。