第2967の解体ーいくら知っていても仕方ない その2 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

単に知っていることと・・・

いくら知っていても仕方ない

シッカリ理解出来ていることの違いを説明しておこう。

博識である、物知りであるということは、それだけではほぼ意味が
ない。どうしてかと言うと、その知っていることが理解出来ていな
いとすれば、それらの知識は何の力にもならないんだよね。

分かりやすく言うなら、音楽理論に精通し、多くの譜面を完全に覚
え、技術的な理論についても一家言あるほどに知っていてもね、そ
れだけでは決して上手く歌えないし、弾くことも出来ないんだよね。

知識が知識に止まる限り、それは行動にはつながらない。
つまり、理解出来ていないということだね。最上の歌や演奏は知識
の量よりも理解の深さに懸かっているんだ。

そういった意味では、知識のみの評論などまったく意味がなんだよ
ね。シンプルに言うなら

門外漢の評論は心髄に届くことはない

ということ。存在する意味すら見出せないというのがホントのとこ
ろなんだけど、巷にはこういったヤカラが溢れているのが現状だね。

もちろん、何かを専門にやっているから、ただそれだけのことで、
同じことをやっている他者を論評することが可能になるということ
じゃない。彼らも門外漢のヤカラと同じように、その分野の理解が
深まっていないなら何も知らないのと同じだということを意識して
おく方が良いね。

より深く進むよ。