第369の解体ー常識 part 2 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

いかに土台のユルいモノか分かった?

常識

ぶっ壊していこう。

オトナの常識,レストランでの常識,インドでの常識,他人の家に
泊まるときの常識,学生としての常識,キリスト教徒の常識,戦国
時代の常識,戦時下での常識,政治家としての常識,幾らでも出て
くるなあ。そして,それぞれかなり違ってる。


ボクらはどの常識を尊重すれば良いのか?

どれも軽視すれば良いかといえばそうでもないよね。非常識な奴に
はムカつくもんな。この場合の非常識はどの常識を持ってないんだ
ろう?

一般的には「共同体に暮らす者としての常識」を指してる場合が多
いんじゃないかな。いわゆる一般常識ってやつ。


夜中まで幼児を連れ歩かない
子供の運動会でバーベキューをしない
ファミレスでバカでかい声で携帯で話さない
電車の中でへたりこまない
スーパーのレジに割り込まない


もっと洗練されたものもあるけど,ザッとこんな類いのことだね。
どれにしても社会生活,日常生活の中で「この程度は出来るように
しておこうよ,じゃないと不愉快だよね」というマナーのレベルの
ハナシだわ。

でもねこんなことをわざわざ言わなくちゃならないのはどうしてな
のか? ここを掘り下げておかないとね。ハッキリとボクらの基本
的性質がここにもあらわれてるから。上の5項目の動機を順に解体
しておこう。


親だけど遊びたいんだもん
テンション上げてストレス発散よ
まわりのこと? 私は私の思い通りにするわ
だって,シンドイんだからしょうがない
ワタシ急いでるんだから


そして,いずれもこれらの言葉の後に「関係ないだろ!」が付くん
じゃないかな。そう。ボクらはいつだって自分勝手。自分のしたい
ようにするのが最優先なんだ。カッコ悪かろうが,周りがどう感じ
ようが関係ない! そして,自分が我慢するより,自分以外のニン
ゲンに我慢してもらいたいと思ってるんだ。そう。自分は楽に,他
人には苦しみをだね。 あ~あ,残念なことだ。

ただ,これで常識の解体ということにはならない。こんなことより
ずっと重要な側面,ボクらの身の振り方を考える上で,もっともっ
と重要なことがあるんだ。