第368の解体ー常識 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

こんなの当たり前でしょ? そう?

常識

2年目突入。ウォーミングアップしていこう。

辞書によれば「一般の人が共通して持っている,または持つべき
知識,理解力,判断力」ということらしい。噛み砕いていけば,

「ボクらがフツーに持ってないとイケナイ知識・感覚・能力」

そんなところかな。さあ,そこでだ。フツーに持ってないとイケ
ナイ知識ってなんだろう? 誰が,いつ。ドコで決めてるのか?

誰が? これは特定の誰々ということはないよね,本来は。イエ
スが決めたことは一般化されないからね。
いつ? これもいついつとは言えない。過去の常識は失われない
という訳じゃないもんね。
ドコで? こいつも明確には言えないな。ところ変われば常識変
わるだからね。


ドコの誰が決めた訳でもないのに,何となく曖昧な多数決論理に
よって,いつかは分からないけど,そこそこ前から決められてい
るドンドン変わっていくもの。それが常識だよ。


こんなもの大事か?

良く言うよね。「こんなの常識だよ」「あのヒトは常識ないね」
「常識的に判断して」「まずは常識をわきまえること」うんぬん

上の解体を踏まえて,もう一度ボクらの言葉使いを考えてみよう。
「こんなの常識だよ」は
「こんなのドコの誰が決めた訳でもないのに,何となく曖昧な多
数決論理によって,いつかは分からないけど,そこそこ前から決
められているドンドン変わっていくもの
だよ」
このふたつの言い回しは本質的に同じことを言ってるんだよ。
どう思う?

まずはアタマの体操から。続きは次項で。