第151の解体ー心霊 その6 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

そう少なくないヒトたちが体験してるのは何故なのか?

心霊

ここからが解体の真骨頂だ。

どうしてこんなにも多くの霊体験を語るヒトがいるのか?
単純に不思議な現象を体験してるだけとも言えるかもしれないけど、
それだけじゃない。


心霊はボクらの望みだ!

そう。死をもってボクらは自分という個性が失われてしまうことに
耐えられない。これはとても大きなテーマだ。


死と向かい合う

誰でも死によって導かれる虚無を恐れている。考えることも、感じ
ることも,愛することも、怒ることも、泣くことも、そんなすべて
がおしまいになってしまうとは思いたくないんだな。死後の世界が
たとえ地獄であっても,何も無いよりは何倍もマシだと考えている。

心霊はボクらのボクら自身への愛情のあらわれだ。ヒトによっては
執着なんて言ってしまうんだろうけど、そんなに買いかぶらない方
が良いよ。執着することはニンゲンにとってごく当たり前のことで,
その基本的な構造を無視して、ニンゲンをもっと高尚なものだと思
うことにはムリがある。ここから色んな不調和が生まれてくるんだ
よ。これは押さえておこう。


先ずはありのままを見据える

これが最初の一歩だ。心霊についてもそう。
ありのままを見れば、心霊のようなものも,それを見ておののいて
いる自分自身までも含めて一枚の絵のように眺めることが出来れば、
ボクらははるかに自由になれる。


もう少しだね。解体はクライマックスだ。