第143の解体ーエントロピー | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

聞いたことあるかな?

エントロピー

説明がてら解体しよう。

簡単に言えば「乱雑さ」を表すんだけど、それだけじゃあ何のこと
か分からないよね。言い換えれば「無秩序さ」と言っても良い。
例を挙げれば、岩石。秩序ある状態はしっかりとかたちを保って岩
として存在してる。でも時の経過とともに風、水によって砕かれバ
ラバラになってしまう。エントロピーの少ない状態から多い状態に
変わったということ。


秩序から無秩序へ

すべてはこの流れに従う。よく言われてる言葉にすれば,かたちあ
るものは壊れる,でも良いし、諸行無常でも良いんじゃない。

もともとは熱力学における研究対象だったんだけど,その後いろん
な方面へと広がっていったんだよね。で,それがどうしたの?とな
るよね。そこでもう一歩踏み込むと、熱力学第二法則


孤立系におけるエントロピーは平均すれば増大する

これはムズイ!かな?簡単にしよう。

モノの出入りのないとこでは
大体エントロピーは増えちゃう


となる。「エントロピーが増える」イコール「無秩序さが増す」イ
コール「バラバラになっていく」と思ってていいんじゃないかな。


さあ基本は押さえた。
これが何処へつながっていくのか?
もうすこし見ていこう。