第48の解体ー仏教 part 2 | 世界解体

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知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

一歩踏み込んで、

仏教

の解体のパート2だ。
前回は、宗教が持つ限界みたいなとことについて話したよね?
今回は仏教の面白さについても解体していこう。

仏教は、キリスト教のように、超越的なもの(神)に従って生きてい
くような類いのものではなく、自身が真理を学び、実践し、仏陀(悟
りを得た者)へと近づいていくという、すこぶる人間重視の宗教なん
だよね。

四法印に四聖諦、十二縁起に八正道ー結集(仏教徒による編集会議)
によってコンパクトにまとめられた釈尊の悟りの内容は、今でいえば
営業マニュアルとでも言ったら良いのかな? なにか血が通ってないよ
うに思うんだけど、8万を超えると言われる経典は言うに及ばずだね。

これだけの経典があれば、重要視する経典の違いによって、必然的に
宗派が生まれてくる。宗教の運命だ。もっと言えば、宗教に限らず、
ニンゲンの行為が、時間の経過とともに様々に放散していくさまは、
「複雑系」の得意分野だ。こいつを解体すれば、世界はもっとクリア
になってくるだろう。


それまでは、パズルのピースは完全にはつながらないが、
仕方ない。地道に行こう。修行、修行!


ラマ教や密教や禅など、個別に解体していこうと思ってるんで、大き
く捉えていくよ、まずはね。

釈尊はインドのボンボンに生まれて16歳で結婚、子供も設けるが、
人生に悩み29歳で出家、苦行、瞑想の末35歳で悟りを得る。
80歳まで休まず教えを説き死去。と言われてるけど、


「悟り」って正直なんだろう?

よく分からないよね。
色々な精神に対してアプローチするものには必ずと言っていいほど
出てくるけど、ここに大きな罠、ニンゲンのハマる穴があるんだ。
これまた個別に解体しよう。

今日のところは、仏教を通じていろんな方向への道が開いたという
ことにしとこうか。次回で一応の決着をつけるね。