第47の解体ー宇宙人 | 世界解体

世界解体

知らないことは ボクらの道を狭くする
情報の海と訣別し 本当に必要な知識を今 ものにするんだ
世界解体は その力強い 道連れだ!

これは冷静に解体していこう。
くだらないことを言って、実験台にされたらタマラナイもんね。


宇宙人

さあ冷静にいこう。

みんなはどう思う? いる、いない、ぜ~ったい居る!おらんおらん。
と答えは様々だろうけど、ここまでいろんな解体をしてきたんだから
落ち着いて考えたら自ずと答えは出るよね。そう、

宇宙人がいる確率は100%

これが結論だ。
ボクらの宇宙だけでもとてつもなく広いことは知ってるよね。
星の数そのものも天文学的数字だ。
(ボクらの銀河系にある恒星<太陽のような自ら光る星>だけで20
00億個、そんな銀河が1000億以上。もちろん惑星・衛星等は
含めずにだ。すべての星の数は想像もできない)

地球が生命を宿すことが出来たことの奇跡を声高に言うヒトもいる
が、その奇跡のおこる確率を上回る数の星があるというのがほんと
のところだ。

1960年にオズマ計画(地球外生命の探査)を始めたドレイク博士
が発表したドレイク方程式によれば、ボクらの宇宙には1~100万
を超える文明があるということらしい。1なら地球のみということだ
けど、本音は100万以上あるって言いたかったんじゃないかな?
その辺がアカデミズムにひざまづく科学の世界の住人なんだよな。

ボクらのような文明を持つ生物が簡単に生まれるとは思ってないよ。
とても多くの条件をクリアしていかなければダメなことも分かって
る。ただ、地球が世界の全てだった時代に生きているんじゃない。
直感的に想像することが難しいぐらいの大きさの宇宙に、とんでもな
い数の星が存在するんだ。宇宙にボクらだけと思うことの方が不自然
だってことは分かるよね?


でも、宇宙人が存在することと彼らが地球にやって来てることとは別
問題なんだよね。実際、地球に、宇宙人が来ることは難しいんじゃな
いかな。「特殊相対性理論」により、光速を超えることは原理上出来
ないってことは、ボクらは確認済み。

ボクらの太陽にもっとも近い恒星(ケンタウルス座アルファ星)でも
4.3光年の遥か彼方。ちなみに、地球の科学の粋を結集したボイジャー
(惑星探査のため1977年に打ち上げ)が一番近い恒星に出会うのは
およそ4万年後、次が14万7千年後だってさ。
もちろんボイジャーのスピードは光速に遠く及ばないけど、ボクらの
レベルの文明を持ってしてもおとなりさんのドアをノックするだけで
4万年かかるんだ。これは重要な点だ。

仮におとなりさんの恒星に惑星系が存在し、生命を育むに充分なほど
成熟し、生命を構成する物質が、煮え立ったり、凍り付いたりするこ
とのない適当な環境が実現し、その他すべての条件をクリアし、そこ
にボクらと同じような文明を持つ生き物が今存在しているとしても、
4万年の旅をしたいと思うヒトがいるだろうか? またその時間を生き
抜く生命があるだろうか? もし、ロケットの速度が充分に速くなり、
ボイジャーの100倍に達したとしても、400年の旅はあまりに長
過ぎる。あくまで、おとなりに宇宙人がいるとしてもだよ。

もっと遠くにしか宇宙人がいない場合は、きっとずっとムズカシイ。

ということは、ボクらの太陽系に宇宙人がいない限り、宇宙人が地球
に来るということはないといっていいんじゃないかな。じゃあ、太陽
系にいるんじゃない?って。はっきり言ってイナイ。


宇宙人はいる! だけど地球には来れない。

これが現実。夢がないって?
ちがうよ。こっちの方がずっと夢がある。
想像をはるかに超える広大な宇宙。簡単には届かないずっと向こうで
ボクらと同じように、ボクらのことを考えている生命が星を眺めてる。

素敵だと思わない?