足のニオイが気になるとき、まずデオドラントスプレーの使用を思い浮かべがち……、なのですが、これでは足のニオイとスプレーのニオイが混じり合って、より不快なニオイを生み出してしまう危険が!
まずは、無香タイプの汗拭きシートで足をキレイに拭き、それからデオドラントスプレーを使用すると良いでしょう。
■2:ゴシゴシ洗う
ニオイが気になると、ついゴシゴシ洗いたくなるもの。その気持ちはわかりますが、ゴシゴシ洗いはニオイを強くする原因となるので今すぐやめて!
なぜなら、皮膚表面に存在する善玉菌のほとんどが洗い流され、ニオイの原因となる悪玉菌が増殖してしまうから。足を洗うときは、「泡で優しく丁寧に」を心がけましょう。
それでもニオイが気になる方は、足が浸るくらいのぬるま湯を洗面器に注ぎ、重曹を大さじ3杯ほど混ぜてから10分間足湯をしてみてください。重層の消臭効果が、ニオイの軽減に役立ちます。
■3:深爪にしている
足の爪を切るとき、深爪気味にしている方は少なくありません。これもまた、足臭を強くする原因となっているので要注意。
それは、深爪にすると、本来爪に覆われている部分の皮膚がむき出しになり、皮膚を傷付けて炎症を起こしたり、爪が変形して巻き爪になったりしてしまうから。
巻き爪は痛みを伴うだけではなく、爪と皮膚の間にゴミや汚れを溜めやすくなるので、ニオイの温床になり得ます。
足のニオイを予防するために、「あえて深爪に切っている」という方は、白い部分を1mm程度残すように意識してみましょう。
以上、良かれと思ってやりがちな“NG足臭対策”をお伝えしました。なかなか消えない足のニオイにお悩みの方は、上記の項目を改めてみてはいかがでしょうか。