若い時の卵子を凍結保存!?あなたならどうする? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

ここ最近の相次ぐメディア報道により『卵子の老化』についての認知度はぐっと上がったように思います。

『女性が35歳を過ぎると、どんどん卵子が老化する』というニュースは、35歳以上、出産経験のない女性たちの間では、大変衝撃的な内容でしたが、特に危機感を感じたのは、いずれは子どもを産んでみたいと思っている、現在独身の女性たちでした。

「既婚者であれば、すぐに子作りを始めることができる、もし不妊であることが分かったとしても、不妊治療をスタートすることができる。

現在独身女性の場合は、年齢を経て卵子が老化する、といわれても対策のしようがない」そんな悩みを持つ女性たちに朗報となるのが、「卵子凍結保存」です。

未婚女性にも卵子凍結

日本生殖医学会は、これまで不妊治療中の既婚女性や、がんなどの放射線治療で卵子が傷つくおそれのある女性にかぎり、卵子凍結を認めていましたが、卵子の保存技術が向上し、

若い時の妊娠しやすい卵子を残したいという女性の要望を受け、2013年8月13日、健康な未婚女性にも卵子凍結を認めるなどとしたガイドラインをまとめました。

卵子凍結は、女性の体内から摂取した卵子を急速冷凍して保存し、必要に応じて解凍して体外受精に使う不妊治療のひとつです。

卵子凍結は妊娠しやすい若い時の卵子を保存し、仕事や婚期など個人の事情に合わせて出産時期を調整できるメリットがあります。仕事を持つ女性の選択肢が増え、キャリア形成にも良い影響があると言われていますが、もちろんまだまだ課題も多くあります。

まずは、卵子を凍結すれば必ず妊娠できる、というわけではないということ。卵子がいくら若くても母体に戻す年齢が高齢の場合の母体への負担や、未受精卵の凍結による妊娠率の低さも問題です。

また、卵子を凍結することで安心してしまい、ますます高齢出産が助長されるのではないかという懸念もあります。

その次に、費用面。卵子凍結を行う民間企業のリプロセルフバンク社の場合、初年度は保管費用を含め70~80万円。内訳は入院し全身麻酔での採卵に50万円前後、凍結に24万円。さらに卵子1個あたり年1万500円の保管料がかかります。

その他、保存できるクリニックの数も限られており、技術にも差があるという現状もあります。

米国の未婚女性の間では、もはや当たり前の予防医療技術である「卵子凍結」。日本ではまだまだこれからですが、メリット、デメリットを十分理解し、自分のライフプランを考えた上で、お医者さんとよく相談して上手に利用すれば、女性をサポートする手段の一つだと言えます。

将来の不安を少しでも減らしたい女性は、一度検討してみてもいいかもしれません。