【健康長寿のサプリ学】病気になる前に食のバランス正す 適切なサプリで健康に | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

サプリメントは、必要か? もちろんです。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたように、日本人はバランスのよい食生活を送ってきました。ところが現代は、ファストフードなど食の欧米化が進んだ上、多くの加工食品にも囲まれています。

 さらに、化学肥料による大量生産を行ったため、土地がやせ食材に含まれる栄養素が極端に減ってしまいました。野菜の栄養素は40年前と比べると30%以上も減少しています。たとえ管理栄養士が作ったとしても完璧な食事はできないのです。

 それ以前の問題として、毎日の食事のバランスを考えている人は少ないでしょう。

朝はコーヒー、昼は立ち喰いそばか牛丼、夜は接待で何を食べたか記憶にない。さらに、ストレス社会はいつまでたっても解消されないし、そういえば運動もしていない。健康にいいわけがありませんね。

 健診は受けていらっしゃいますね。しかし、なんと90%以上の方が何らかの異常を指摘されているのにほとんど放置され、脳梗塞・心筋梗塞、認知症に一直線です。

指摘を受けたら、食生活や運動などの生活習慣の改善に取り組むと同時に、「適切なサプリメント」を上手く取り入れることができれば健康になれます。

 ところで、アメリカは、サプリメント大国であることをご存じですか。国を挙げてサプリメントの研究がされ、日常的に使われています。なぜか?

 皆保険でないため、治療費が高額になるので病気にならないようにサプリで健康を保つ意識が強いのです。

日本は、皆保険であるがゆえ「誰でも、どこでも、いつでも医療が安く受けられる」、病気になってから病院に行けばいいという、実に危険な考えがまだまだ一般的なのです。

 私は、健康管理ができている人ほど、サプリにも関心があるように感じます。健康長寿を目指すなら「サプリの力」もバカになりません。

 ■栗原毅(くりはら・たけし) 医学博士。栗原クリニック東京・日本橋院長。慶應大学特任教授。「血液サラサラ」という言葉を提唱し、著書やメディア出演などを通じて予防医療の大切さを訴えている。