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あらゆる美容効果が期待できるウォーキング法&美姿勢とは?モデル・仁香が語る モデルプレスインタビュー

モデルの仁香が肌・髪質の改善、基礎代謝アップなどさまざまな美容効果をもたらすウォーキング法を伝授した。

モデルとして20年のキャリアを誇る彼女は、今年4月に「姿勢アドバイザー」を、5月には「ウォーキングアドバイザー」の資格を取得。これを機に「美姿勢・美脚ウォーキングアドバイザー」としても活動していく。そんな彼女に、モデルプレスはインタビューを行い、美姿勢やウォーキングについて語ってもらった。

◆「姿勢アドバイザー」と「ウォーキングアドバイザー」(日本ウォーキングセラピスト協会)とは

「姿勢アドバイザー」は、「美姿勢になりたい」「印象アップしたい」という人や、営業や販売といった人と接する機会の多い職業の人が目指す資格。身体の骨格構造や姿勢に影響する日常動作、姿勢改善ストレッチといった学習内容となっており、自らの姿勢を正すことはもちろん、周囲の人に姿勢のアドバイスができるよう姿勢の基本を実技で学ぶ。

一方で「ウォーキングアドバイザー」は、姿勢理論とウォーキング理論より、基本の立ち方理論や改善ストレッチ、基本の歩き方のメカニズムやウォーキングを効率的に行うストレッチを学ぶ。「ウォーキングの基礎知識を学びたい」「ウォーキングのアドバイスができるようになりたい」という人をはじめ、姿勢力アドバイザー養成講座受講者や、セラピストや整体など健康関連の職種の人が目指す資格。

◆資格取得を目指したきっかけと自身が感じた変化

― 「姿勢アドバイザー」と「ウォーキングアドバイザー」、2つの資格の取得おめでとうございます。これらの資格を取得しようと思ったきっかけを教えてください。

仁香:ありがとうございます。実は、20代後半に13キロ太ったことがありました。そのとき、食事制限や運動などストイックなダイエットをしたのですが、失敗の繰り返しで…。自分のダイエットを見直して“無理をしない”ダイエットで元の体重に戻ったのですが、その中の一つにウォーキングがありました。それからもウォーキングは続けていたのですが、知人の紹介で日本ウォーキングセラピスト協会の長坂靖子先生と出会い、きちんとしたフォームのウォーキングは美脚やダイエットや骨盤矯正に効果的だということを教えていただき、一層ウォーキングに興味を持ったんです。

― そうなんですね。長坂先生のレッスンに通われたとのことですが、変化はありましたか?

仁香:はい。歩き方を意識するようになって、体重は変わっていないのに「痩せた?」と聞かれるようなりました。身体の歪みが改善され、スタイルが整ってきたんです。歩き方が悪いと外側に張りが出てしまうんです。そういったことが軽減され、見た目にも現れたんでしょうね。

― 「ウォーキングアドバイザー」に加えて「姿勢アドバイザー」という資格を取得されましたが、2つの資格を取ることによってメリットはあるのでしょうか?

仁香:ウォーキングと一言で言っても、ただ歩くだけでは意味がないんです。まず、姿勢を整えることが大切。姿勢を整えて、初めてその姿勢で歩き出すので、その2つができていないといけないんです。だから、2つの資格を取りました。人にアドバイスをするときも、姿勢とウォーキングが関係しているということから説明しています。

◆ウォーキングで得られる美容効果

― 正しいウォーキングとはどういったものなのでしょうか?

仁香:まず、かかとから着地しなくてはなりません。ペタペタ歩いていると使わないといけない筋肉が使えていません。歩くときは、足裏全体を使うことを意識し、脚の内側の筋肉、ふくらはぎの筋肉をきちんと使わなければなりません。普段、人は歩き方を意識しないかと思いますが、メソッドを覚えて、脚の筋肉を上手に使って歩くことで、むくみ予防などいろんな効果が得られるんですよ。それから、正しい姿勢でいることで骨盤が整うんです。骨盤が歪んでいると頭蓋骨まで歪んでしまうんですね。日々、姿勢チェックを行い、姿勢をきちん正して歩けば、骨盤の矯正にもつながります。

― 美姿勢・美脚ウォーキングの効能は、肌や髪がキレイになったり、基礎代謝がアップしたりとさまざまなようですが、仁香さんご自身がとくに効果を感じたことを教えてください。

仁香:よく眠れるようになりました。おそらくホルモン分泌が良くなり、血流も良くなって冷え性が改善されたのでしょう。それからむくみにくくもなりました。

― 実践して、どれくらいで効果が得られますか?

仁香:ウォーキングはすぐに効果が現れるものではありません。しかし、ウォーキングをすることでセロトニンという幸せホルモンが分泌されやすくなり、肌や髪がキレイになるなど、痩せるだけでなくさまざまな効果が得られます。長く続けることで、美容と健康を導いてくれるんです。最近、ジョギングをされている女性も多いかと思いますが、ジョギングは女性にとってものすごくハードな運動だと思います。ジョギングをハードにやると脚がむくみやすくなったり、生理が止まったりと、女性にとってマイナスなことも。ウォーキングをゆっくり続けたほうが結果的に美と健康を手に入れることができるのではないでしょうか。

― 仁香さんご自身はどのくらいのペースでウォーキングをされていますか?

仁香:週に何回、何時間、何キロといった決め事はしていません。歩いているときに、きちんとしたフォームでメソッド通りにウォーキングを行えば、決まり事を設ける必要はありません。日常生活の中だけで十分です。決め事を作ってしまうと続けるのも大変ですしね。

◆さまざまウォーキング法を伝授

― ウォーキングにもハイヒールでのウォーキングやダイエットに効果的なウォーキングなど、さまざまな歩き方があるそうですね。

仁香:そうなんです。ハイヒールを履いて歩くときは、前のめりになりがちかと思いますが、腹筋に力を入れて、体の軸を意識します。また、ハイヒールを履いているときはかかとから着地できないので、土踏まずを意識するように歩きます。それから、ハイヒールはどうしてもむくみやすいので、マッサージをすることも大切です。私がすすめるマッサージ法は血流がよくなって1度行うだけで、足の色が変わるんですよ。

― そうなんですね。では、ダイエットに効果的な歩き方を教えてください。

仁香:ダイエットウォーキングは基本ウォーキングの応用になります。大股で正しいフォームで歩くことに加え、肘は90度に曲げ、腕を後ろにおもいっきり引きます。運動靴を履いて行いましょう。

― O脚やX脚に悩む女性も多いかと思いますが、改善法はありますか?

仁香:これは実はとても簡単なことで、O脚やX脚は足首の歪みや内側の筋肉が弱いことが原因なんです。おしりの穴をきゅっと窄める、おしりをきゅっとしまい込む感じで力を入れてあげることが効果的です。足首の簡単なエクササイズも紹介します。椅子に座ってつま先立ちをし、膝とくるぶしを付けた状態でつま先を左右に動かすだけで、足首の歪みが改善されますよ。デスクワークをしながらでもできるのでオススメです。

― 足首も重要なのですね!

仁香:足首も重要なパーツですね。足首が歪んでいると、脚全体が曲がってきてしまいます。また、骨盤が歪んでいると、足首も歪んでしまうことも。全部が繋がっているんです。歪みをとって、きちんとしたウォーキングのフォームで正しい筋肉を使うことが美脚に繋がります。

◆克服したコンプレックス

― 以前、猫背がコンプレックスだったそうですね。

仁香:はい。姿勢をどのように整えたらいいのか、最初はコツがつかめませんでした。正しい姿勢というのはS字カーブを描いた姿勢なのですが、ぴしっと姿勢を整えているつもりでも、今思えば腹筋をちゃんと使っていませんでした。私もですが、背筋を伸ばすというと、ほとんどの女の子が、背骨を反りすぎて腰に負担を掛けているように思います。猫背だと、前かがみになってリンパが流れにくくなります。リンパの流れが良くないとむくみやすくなるので、姿勢を整えることは美につながります。

― 37歳の時に長坂先生との出会いをきっかけに猫背を克服したそうですが、それ以前、猫背でモデルのお仕事をこなしていく上で苦労したことはありますか?

仁香:モデルの仕事のあとは本当に疲れきってしまって…。今、猫背が改善でき、疲れにくい体になりました。

◆13キロ増加の過去 ダイエットにおいて大切なこと

― 13キロ太ったというお話もありましたが、当時どのようなダイエットをしていたのですか?

仁香:ハードな運動よりも、3食きちんと食べて、ウォーキングなど自分のやれることを行い、負担にならないダイエットをしました。ストイックなことをやり過ぎるとストレスホルモンのコルチゾールというものが脳から分泌されます。コルチゾールが分泌されると、いくらダイエットをしても効果が得られにくくなってしまうんです。食欲も増進してしまいます。ストレスを溜めて無理なことをすると、自分に悪い結果が返ってくるので、自分のやりやすい心地のよいダイエットを行うことが大切かと思います。

― 小中学校の頃より痩せ体質だったそうですが、体重が増加してしまったときの心境をお聞かせください。

仁香:ストレスが原因で体重が増加してしまったのですが、それまで太っていたということがなかったので最初は意味がわからなかったですね。「このままどうなっちゃうんだろう。私」と不安になりました。またハードなダイエットをして痩せても、リバウンドをしてというのを繰り返したときは恐怖感を覚えました。

◆仁香の美容術に迫る

― お肌もとてもキレイですが、ウォーキングや姿勢から作られるのでしょうか?

仁香:そうですね。年齢を重ねていくにつれお肌も加齢していきますが、ウォーキングをやることでホルモン分泌が良くなったのかと思います。ただ、保湿をきちんとすることは心がけています。ビタミンC誘導体など、しっかりと栄養分を入れてあげることのできる成分が入った美容液を塗ってケアしています。

― ウォーキング以外のスタイルキープ法はありますか?

仁香:ダイエットのために何かを食べないといった食事制限はしていません。そういったことをやりすぎないことを心がけ、ハッピーでいることを大切にしています。

― そのほか実践している美容法はありますか?

仁香:体を冷やさないことです。夏でも冷房が効いているところには靴下を持参しています。それから、お腹を冷やさないようにも気をつけています。血液の循環を良くすることが大切です。また週に1回、スクラブでマッサージをして角質をオフするなど、見た目のケアもしています。

◆仁香からのメッセージ

― コンプレックスを抱えている女性にメッセージをお願いします。

仁香:コンプレックスを持っていることが美容への探究心につながると思います。自分の中で、何か足りないものがあればあるほど、女性はキレイになろうと思うはずです。コンプレックスを活かして、美に繋げていってほしいと思います。

― 最後に夢を叶えるメッセージをお願いします。

仁香:女性にはいろんな選択肢があると思います。仕事や恋愛もですが、その中で、キレイでいることもがんばらなければいけないと思います。私も今年39歳ですが、あきらめるのは簡単です。女性はいつまでもキレイでいよう、可愛くいようという気持ちが大切です。その気持ちを忘れずに、女性としてがんばってほしいです。

― ありがとうございました。

ウォーキングがもたらす効果を熱弁してくれた仁香。また、かつてのコンプレックスや13キロ増加した過去なども語ってくれた。モデルのみならず、「姿勢アドバイザー」と「ウォーキングアドバイザー」の両資格を活かし、「美姿勢・美脚ウォーキングアドバイザー」として新たなフィールドでの活躍にも期待したい。

■仁香(にか)プロフィール

生年月日:1975年7月7日
血液型:AB型
出身地:東京都
趣味:整理収納、音楽鑑賞、ゴルフ、美や食に関する情報収集
身長:171cm
スリーサイズ:B85・W61・H87
資格:整理収納アドバイザー2級、姿勢アドバイザー、ウォーキングアドバイザー

短大在学中に18歳で小学館「CanCam」専属モデルとしてデビューし、6年間人気カリスマモデルとして活躍。その後、多数の女性誌で活躍するが、急激な体重増加によりモデル活動を中止。3年間に及ぶさまざまなダイエットから見事13キロの減量に成功させる。

現在は雑誌「STORY」のモデルとして、20代から40代の女性に圧倒的な支持を集める。プライベートでは2006年に結婚し、2008年には男児を出産。モデル、サロン経営、ビューティスタイリスト、デザイナー、主婦、一児の息子を持つ母親としてますます活躍の場を広げている。