そろそろ切り替え時!?抗酸化力UP&身体も温まるホットスムージーの作り方 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

ヘルスコンシャスな女性の定番「スムージー」。でも、そろそろ寒いと感じている方も多いのではないでしょうか?

日本人は欧米人に比べ基礎体温が低いため、同じスムージーを飲んでも寒いと感じてしまうのも仕方のないことなのです。スムージーを続けたいけれど、冷えが気になる方にオススメなのが『ホットスムージー』です。

実際にスムージーを温めなくても、加熱した野菜や冷え取り食材をプラスすることで、冬でも無理なくスムージーが続けられますよ!

■むしろ加熱して◎な食材

(1)ニンジン

ニンジンに含まれるβ-カロテンは、茹でた野菜から摂るほうが吸収が高まることが判っています。

伊藤園の研究によれば、茹でてから潰したニンジンは、生のまま潰したニンジンよりβ-カロテンの吸収が34%高まったそうですから、ニンジンをスムージーに入れるなら加熱して正解!

(2)リンゴ

リンゴに含まれる「ペクチン」は、水溶性食物繊維の仲間で、腸内で善玉菌のエサとなったり、老廃物や毒素を吸着して排出する整腸効果に優れています。

また、富山大学田沢名誉教授らの研究によれば、リンゴを121℃で30分加熱すると抗酸化力が9倍になることが明らかになったそうです。リンゴポリフェノールは、皮の部分に多く含まれていますから、皮ごとスライスしたリンゴをトースターで焼くか、レンジで温めてから使いましょう。

(3)トマト

美肌成分としてお馴染みの「リコピン」も加熱したほうが吸収が高まる成分。プチトマトをトースターで焼き、皮ごとスムージに加えれば吸収率UP!

■冷え取り効果UPのチョイ足し食材

(1)ジンジャーパウダー

生姜に含まれるジンゲロールは、加熱・乾燥することでショウガオールという成分に変わります。ジンゲロールは、手足などの末梢部を温めるのに対し、ショウガオールは、身体を内側から温める効果があり、冷え取りには効果大。

(2)カカオパウダー

カカオに含まれるポリフェノール「エピカテキン」には、血管の収縮を担う血管内皮細胞を活性化させ、血管を拡張させる効果があることが判っています。

血管が拡張して血液の流れがスムーズになることで、手足などの末梢部まで血液が行き渡り冷え取りに。

また、カカオに含まれる「テオブロミン」という成分には、気持ちをリラックスさせ全身の血行をスムーズにする効果があり、ダブルで冷え取り効果が期待できます。カカオパウダーが手に入りにくい場合には、ピュアココアで代用しましょう。

(3)シナモンパウダー

末梢部の冷えの原因の一つに毛細血管の機能の低下があるのですが、大阪大学の高倉教授によれば、シナモンに毛細血管の機能を正常化する働きがある、とのこと。

毛細血管までしっかり血液が流れれば、冷えの解消だけでなく、お肌の細胞にも酸素と栄養が届き、健康な肌を作ることができますね。

スムージーは、本来生の野菜や果物を使って作るものですが、寒い季節や冷えにお悩みの方は、加熱した食材や冷え取り効果の期待できる食材をチョイ足しして、冷え取りスムージーを作ってみてはいかがでしょうか。