【がんに打ち克つレシピ】動脈硬化や高脂血症も予防 「ガッツリクレソンサラダ」 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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 数年前、アメリカの大学研究者が「栄養素の高い果物と野菜トップ41」を発表しました。このリストで見事1位に輝き、一躍“最強の健康食材”として注目されるようになった野菜をご存じでしょうか? 答えは…なんとクレソン。そんなクレソンは今が旬です。

 カロテン、ビタミン、カルシウム、カリウム、食物繊維など、人体の健康に重要とされる要素が豊富に、かつ、バランス良く含まれています。特にカロテンは高い抗酸化作用を持ち、血液細胞に働きかけ、強力なデトックス効果が期待できます。つまり、血液の循環を良くすることで動脈硬化や高脂血症などの生活習慣病を予防し、がんや老化のリスクも防いでくれます。

 今回は、この最強の健康食材を主役にガッツリと摂取できるサラダ。トッピングには発がん物質が懸念されるベーコンの代わりに塩をもみ込んだ豚肉で不安解消、そして豚肉の油分でクレソンのカロテンが吸収アップ。

 大量のクレソンの上のポーチドエッグの黄身がクレソンと豚肉に絡み合い、味も栄養も抜群のハーモニーを奏でます。

【材料】2人分
クレソン 200g
豚肉(バラ) 100g
にんにく 1片
塩 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
バルサミコ酢 小さじ2
パルメザンチーズ 適量
[A]
卵 2個
水 600cc
酢 大さじ2
塩 小さじ1

【作り方】
1 クレソンはざく切りして器に盛る。
2 にんにくは薄切り、豚肉は5ミリ幅に切り、塩をかけてもむ。
3 フライパンにオリーブオイル、2を入れ炒めバルサミコ酢で仕上げ。
4 Aの水、酢、塩を入れた鍋が沸騰したら箸でかき混ぜて流れを作り、卵を入れ2分で取り出す。
5 1に3と4を盛り、パルメザンチーズをかける。

 ■今坂佳美(いまさか・よしみ) 1975年生まれ。ボートレースリポーターを経て、現在は食育指導士、食空間コーディネーター、“超”時短調理研究家として活躍。ボートレースのトップ選手で胃がん闘病中の夫・今坂勝広を食でサポートしつつ、浜松市で「ラウラウキッチンスタジオ」を主宰。そのかたわら、オリジナル多機能お重「koquaコクア」も考案。3児の母。