がんに打ち克つレシピ】がんになりかけた細胞を正常に戻せる力 ブロッコリーの栄養「MMTS」を活か | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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がんに打ち克つレシピ】がんになりかけた細胞を正常に戻せる力 ブロッコリーの栄養「MMTS」を活かす一品

 先日、厚生労働省から「がん患者が仕事と治療を両立できるような対策をスタートさせる」という発表がありました。医療機関と企業の連携を強めることで、“がん退職”を減らす対策です。
 
社会全体が“がんに打ち克つ”方針を推し進めることは、私には大きなモチベーション。レシピ考案にも力が入ります。

 さて今回は、急激な冷え込みが続くこの季節にぴったりのミネストローネ。本場イタリアでは「トマトを入れなければダメ」という決まりはなく、その土地・季節に合った旬野菜や穀物をたっぷり入れたスープを指します。
 
ですのであえてトマトは使わず、ブロッコリー、小松菜などといった緑の旬野菜ばかりをチョイスしてみました。

 注目はブロッコリー。野菜から取れるほぼすべてのビタミンが豊富に含まれており、抗酸化作用も抜群です。また「MMTS(メチル メタンチオスルホネート)」と呼ばれる珍しい栄養素を持ち、
 
なんと変異し始めた細胞を修復する効果があると言われています。つまりMMTSは、がんになりかけた細胞を正常細胞に戻せる力を持っているんです。

 冬ならではの緑のミネストローネで、がんが嫌がる体質作りに取り組んでいきましょう!

【材料】2人分
ブロッコリー 110g
小松菜 80g
長ねぎ 1本
キャベツ 80g
セロリ 1/2本
にんにく 1片
鶏ひき肉 80g
水 450cc
コンソメの素 5g
塩 小さじ1/8
オリーブオイル 大さじ1
パルミジャーノチーズ適量

【作り方】
1 緑の野菜5種は2センチ角に切り、にんにくはみじん切りにする。
2 鍋にオリーブオイルとにんにくをいれて火にかけ、鶏ひき肉を色が変わるまで炒める。長ねぎ、セロリを加えてさらに炒める。
3 2に水とコンソメの素を加えて沸騰させ、野菜を全て加え蓋をして強火で5分加熱する。
4 塩で味を整え器に盛り、お好みでパルミジャーノチーズをかける。

 ■今坂佳美(いまさか・よしみ) 1975年生まれ。ボートレースリポーターを経て、現在は食育指導士、食空間コーディネーター、“超”時短調理研究家として活躍。ボートレースのトップ選手で胃がん闘病中の夫・今坂勝広を食でサポートしつつ、浜松市で「ラウラウキッチンスタジオ」を主宰。そのかたわら、オリジナル多機能お重「koquaコクア」も考案。3児の母。