親や学校にとっても、性教育はとっても大きなこと。
いつ、どこまで話すべきか迷い、また性教育を行うことで性的に積極的になってしまうのでは、と懸念を抱かずにいられません。でも子供だっていつかは知ることになります。
研究結果では性教育をする事で、エッチを体験する年齢が上がることが分かりました。
なぜ子どもに性教育をするのをためらうのか、という問いに対して、性教育をすることで子どもの純潔さを失わせる、性に興味を持たせてしまい、早熟な性体験をさせる原因になるのでは、といった声がたくさんありました。
子宮頸癌(けいがん)ワクチンの導入が始まったときも、これが性教育や性活動につながるのではないか、と議論にもなったようです。
しかし多くの研究で、きちんとした性教育を行う事で子どもたちの早熟な性体験を遅らせる結果になったことが証明されています。
またすでに性体験をしている子どもも、セックスを行うときはかなり気をつけ、安全なセックスをする様にしている事も分かっています、とディーキン大学の健康、教育の准教授、デビー オリス博士は言います。
親たちがどのように性教育をするのが子どもにとって一番か討論している間にも、子どもたちはインターネットや雑誌、友達やテレビなどから性情報を得ている事が研究で分かっています。
子どもたちは年齢に適した質問をしてきます。子どもを汚すのでは、と不安に思うかもしれませんが、正しい知識と理解を与える事で、子どもたちはきちんと対処できる様になるのです。
変にインターネットやテレビからの情報を得させるよりも、正しい性教育を行う事が子どもにとってもいいような気がしますが、みなさんはどう思われますか?