どうして起こる?胃炎を招く原因 | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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どのようなことが原因で胃炎を引き起こしてしまうのでしょうか。

胃はとてもデリケート

胃酸は、私たちが食べたものを消化するほどの威力のある、非常に強い酸です。この強い酸から胃の壁を守るのが胃の粘液です。胃の粘液は、多少のダメージを受けても修復できる機能を持っています。私たちが非常に熱いものや冷たいもの、辛いものなどの刺激物を食べても平気なのは、胃の粘膜が胃壁をガードしているからなのです。しかし、これらの刺激物を過剰に摂取し続け、胃の粘膜に負担をかけ続けていると、粘膜は炎症を起こしてしまい、胃炎を招いてしまいます。さらに、胃は、喜怒哀楽の感情やストレスの影響を非常に受けやすく、とてもデリケートな臓器でもあるのです。

日常生活に原因がある場合

胃は、不規則な生活によっても悲鳴を上げやすい臓器です。睡眠不足やタバコの吸い過ぎ、過度のストレスや疲れなどの生活習慣は胃に大きな負担をかけます。また、解熱剤や抗生物質として使用されるアスピリンや非ステロイド系消炎鎮痛薬を服用することによって、胃にダメージを与えてしまうケースもあります。さらに、強い酸性やアルカリ性の腐食性の薬物を誤飲してしまった時も注意が必要です。

食事による原因

特に食事においては、暴飲暴食や不規則な時間の食事、コーヒーやお酒、香辛料などの刺激物は、胃に大きな負担をかけてしまいます。熱い食べものや冷たい食べものも、胃にダメージを与えやすいです。中でも、刺激物や肉などの脂肪分が多い食べものは、胃酸を多量に分泌させてしまいます。また、コーヒーは、その中に含まれるカフェインが胃酸の分泌を促すといわれていますが、コーヒーそのものにはリラックス効果もあり、ストレスに弱い胃には効果的なこともあります。カフェインを多く含む飲み物ばかり飲んでいるわけではなく、適度な摂取であれば問題がないといわれています。

胃の痛みが気になる方は、消化のよいものを積極的に食べ、規則正しい食生活を心がけましょう。

菌や疾患による原因

食生活やストレスなどの生活習慣に関係なく、胃炎を発症してしまうケースがあります。それは、アレルギーや胃に住み着く悪玉菌のピロリ菌、インフルエンザなどの感染症によるものです。また、食中毒によって胃炎になる場合は強い吐き気をもよおします。インフルエンザは回復とともに症状も安定しますが、ピロリ菌は完全に除去しない限り胃の中に住み続けるので、医師の治療を受けることが重要になります。