子どもに「あきらめない力」をつけさせるために親ができる七つのこと | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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子どもが幼稚園くらいの年頃になると、少し大きくなって自分でできることが増えてきます。しかし、自分でできるだろうと安心していたのに「やっぱりできない…」「ママやって…」とグズグズごにょごにょ言われることはありませんか?こんなにすぐ投げ出す子どもで大丈夫かと心配しているママも多いでしょう。この記事では子どもに最後までがんばってやりとげる「あきらめない力」を育てるために、パパやママができることを紹介します。

子どもあきらめない力とはどんなもの?

子どもは、まだ自分の気持ちを正しく表現したり、予測して行動したりするところまではできないことが多いです。うまくいかないことがあるとあきらめてしまうのはごく普通のことです。あきらめない力をつけるにはどんなところを伸ばせばよいのでしょうか。

他人と一緒に楽しく過ごせる人間力

お友だちと仲良くしたり、人に何かをお願いしたりする場合には、コミュニケーション能力や思いやり、自分の気持ちを表現する力など他人と関わる際の人間力はどの場面でも求められます。

「自分はできる」という自己肯定感

難しいからできない、とすぐ結論づけてしまうのではなく、なんとかできる方法がないかを考え、このやり方だったら自分はできると自分を信じる力が求められます。

「こんなときどうする?」がわかる知識

できるやり方がまったく想像がつかないと、どうすればよいのかわからずあきらめてしまうきっかけになりがちです。そこで本や動画、実際の体験などをとおして、やりたいことを実現するための知識や知恵が身についているとよいでしょう。

健康的な心と体

意欲的に何かに取り組むには、健康な心と体が不可欠です。規則正しい生活や十分な睡眠、バランスのよい食事が習慣になっていることが大切です。

あきらめない力を育てる方法!まず意見を聞く

子どもにあきらめない力を身につけさせたいのであれば、子どもが自分の意思でこれをやろうと思えるように導くことが大切です。

1. 自分で答えを出させる

いつも親が答えを出していては、子どもの意思の力がうまく育ちません。
「困ったらママに聞けばいい」
「頼ったらいつでもやってくれる」
と親をあてにしすぎていると、ほどほどのところまでやったらあとは人まかせというのが習慣になってしまいます。親からすると間違っていると感じていても、自分で結論を出し、そこに向かってがんばる力様子を見守りましょう。

2. 言い訳をちゃんと聞く

やっていることを途中で投げ出す様子を見ていると、親はなんだかイライラしてきます。つい「じゃあやる気がないってことね」とか、「いいからやりなさい」などと言ってしまうことがあるかもしれませんね。
しかし、その気持ちは少しだけ抑えて「どうしたの?」と聞いてみましょう。子どもの言い訳は筋が通らずくだらないと感じることが多いです。それでも大人から見た正しいことを押し付けず、言い訳の裏にある子どもの本心を辛抱強く探ってみましょう。

3. 子ども自身の気持ちを受け止める

子どもが何かをあきらめてしまったのには、子どもなりの理由があります。自分の気持ちを自分の言葉で表現できたら、
「あなたはそう思っているのね」
といったん受け止めてあげましょう。
なお、子どもは自分の気持ちがしっかり理解できず、うまく表現できないことも多いでしょう。困っている場合には「つまりこういうこと?」と言い換えをサポートするのもおすすめです。

あきらめない力を育てる方法!少しだけものの見方を変える

自分の意見が主張することに加え、子どもの気持ちを和らげたりこうしてみてはどう?と少しだけ提案を盛り込ませて道を開いてあげたりすることも大切です。

4. 自分の失敗談を聞かせる

きちょうめんな子どもの場合、途中であきらめてしまった自分をひそかに責めていることがあります。そのままにしておくと、失敗を恐れて、ますますがんばれなくなってしまうかもしれません。そこで
「自転車に乗る練習をしていたとき、転んでばかりですごく嫌だった。でも、乗れるようになったらいろいろなところに出掛けられて楽しかった」
など、親が子どもだったときの体験や失敗談などを聞かせてあげましょう。今はできなくてもこれから先はきっとできるようになる、と子どもの自信につながる可能性があります。

5. 目標を共有する

特に子どもが小さいうちは、ちょっとがんばったらできた。という成功体験をたくさん積み重ねることが大切です。
目標はすぐできるものから少しずつ多く設定したほうが達成感を味わいやすいです。もし行きづまっているようであれば、目指していることが難しすぎないかを確認し、できる目標を再検討してみましょう。

6. その時々にあわせて声をかける

後押しすればできそうな場合と、完全に心が折れている場合とでは応援のしかたが異なります。本当にやる気がそがれてしまっている場合には、単に励ますだけでなく、なぜそれをやるのかという動機づけや、目標を達成したあとに何がしたいかなどを共有しておくとよいでしょう。

7. 長い目で見守る

子どもは心身ともに発展途上なので、この日はできてもこの日はできないとバラツキがあるほうが普通です。日中疲れた場合や、嫌なことがあった場合など、理由があるときに限らず単に気が乗らないということも考えられます。忍耐力をもって接するのは難しいことですが、子どもはやりなさいと言ってすぐに行動できるわけではありません。いつかできるようになると子どもを信じるおおらかさも大切にしましょう。

おわりに

子どもが何かをあきらめてしまうきっかけには、完璧にしたいけれどできない、一度失敗したからもう嫌な思いはしたくない、チャレンジすること自体が怖い、などさまざまな理由が隠れています。子どもの気持ちは否定せずに長い目で見守り、少しずつ子どもに成功体験を積ませましょう。長く続けることで、あきらめない力が少しずつはぐくまれていきます。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。