食物アレルギーを持つ子どもが増えている、と言われますが、アレルギー源となる食べ物は、日常に溢れています。
そこで、フランスの妊婦や小さな子どもを持つ家族向けのWebサイト『Famili.fr』から、子どもの食物アレルギー源になる食べ物を紹介します。
「アレルギーの子どもにうっかり挙げたお菓子がアレルギー源だった」なんてことがないよう、親だけではなく、周囲の大人も知識を身につけ、注意をするのが大切です!
●グルテンを含む穀物類
小麦、オート麦、大麦など多くの穀物類がグルテンを含み、さらにそれらを使った小麦粉、パン、クッキー、麺類、さらにはピザ、ハンバーガーにもグルテンが含まれます。
多くの加工食品に含まれているので、原材料の表示をよく見て、グルテンを含んでいないか、必ずチェックしましょう。
●甲殻類、軟体類、貝類
エビやカニなどの甲殻類は、アレルギー源として知られていますが、他にも、イカ、タコなどの軟体動物、ホタテ、カキ、アサリなどの貝類でもアレルギーが起こることがあります。
●タマゴ
タマゴはアレルギーの主な原因の1つ。6歳頃でアレルギーが消えることが多いですが、6歳以降も続く場合があるので、注意が必要。他にも、サケ、マグロ、タラといった身近な魚もアレルギーの原因に。さらに、ピーナツは重症なアレルギー反応を引き起こすので、くれぐれも注意が必要です。