美肌・ダイエットに効果的!? 注目を集める「高機能野菜」とは | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

『無敵の「1日1食」 疲れ知らずで頭が冴える!』
さあ、元気に歳でもとりますか!それに女性は明日の美しさを迎えにいこう。

美容や健康維持のために欠かせない食べ物である「野菜」。品物によってビタミンが豊富であったり食物繊維をたくさん含んでいたりと個性があるので、バランスよく食べたいところですね。

 

そして最近では、野菜の持つ特長をより伸ばしたり、本来ならば含有量の少ない栄養素を追加して育てたりした「高機能野菜」(「機能性野菜」ともよばれる)が続々登場。

 

手軽に栄養素を摂りいれられる高機能野菜にはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

植物の赤ちゃん「スプラウト」には栄養たっぷり

発芽直後の新芽「スプラウト」は、育ちきった野菜よりも栄養素が豊富であると言われています。1年中手に入れられ、クセがなく料理しやすい「豆苗」などがスプラウトの代表格。その他にも、肝臓の機能改善効果があり、デトックスに効果的と言われている

 

「ブロッコリースプラウト」、「アルファルファ」などがよく見かけるスプラウトですね。昔からある「かいわれ大根」も、実はスプラウトの一種なんですよ。

そんなスプラウトの中でも、成熟したブロッコリーの20倍もの高濃度スルフォラファンを含んでいるのが、村上農園から出ている「ブロッコリー スーパースプラウト」。

 

スルフォラファンはブロッコリーに含まれている植物由来の化学成分。解毒作用と抗酸化作用が期待されるファイトケミカルとして、近年注目を集めている成分です。

 

「ブロッコリー スーパースプラウト」は生食がオススメ。Twitterでは「デトックススープにトッピングしていただきます」「色とりどりのプチトマトと一緒にサラダで」「サンドイッチに入れてランチがオススメ」といった声が上がっています。

高ケルセチンのスーパーオニオン「さらさらゴールド」

タマネギ育種家・岡本大作農学博士により「種」から開発されたのが、スーパーオニオンの「さらさらゴールド」。血管をしなやかにしたり、活性酵素によるダメージを防ぐ抗酸化力を持っていたりとされる「ケルセチン」がたっぷり入っているタマネギです。

 

一般的なタマネギの「ケルセチン」含有量が可食部100gあたり20mg強であるのに対し、「さらさらゴールド」の含有量は100㎎。約5倍もの「ケルセチン」を摂取できるのです。

ケルセチンは水に溶けやすく、加熱に強いため煮物やスープにもってこい。また、油を含んだ料理と摂ると吸収率がアップするようなので、炒めたりチーズと合わせたりするのもオススメ。「さらさらゴールド」は辛み成分が強いタマネギなので、生よりも加熱して食べた方がよさそうですね。

バランスがとれたおいしさと高リコピンが売りの「高リコピントマト」

2007年12月よりカゴメ株式会社から販売されている「高リコピントマト」は、その名の通りリコピンをたくさん含んでいるトマトです。同じカゴメ株式会社の「こくみトマト ラウンド」に比べるとリコピン含有が約1.5倍。

 

リコピンは、強い抗酸化作用を持つと言われているトマトの赤い色素なのですが、残念ながら人間の体内では作り出すことができません。摂り続けないとどんどん減少してしまうため、食事から摂らなければならないのです。

「高リコピントマト」はリコピンが豊富なだけでなく、SNSで「中まで真っ赤! 美味しいんだー!」「高リコピントマトでトマトパスタ。

 

やっぱりこれが好き」といった声が上がるくらい、味も良いトマト。油や牛乳と一緒に摂取すると吸収・蓄積されやすくなるようなので、スープやグラタンなどの料理に使うといいかも。

同じトマトでもカゴメの「β-カロテントマト」は、色鮮やかなオレンジ色。その色の理由は、にんじんやかぼちゃと同じくオレンジ色の色素β-カロテンを多く含んでいるため。

 

βカロテンは、体内でビタミンAに変わります。ビタミンAには皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、また目の角膜や粘膜を健康に保つ栄養素としても知られています。

まだまだある高機能野菜

ビタミンCやカロテンが一般のピーマンよりも豊富に含まれているにもかかわらず、苦味・酸味が少ないタキイ種苗株式会社の「こどもピーマン」や、

 

一般のニンジンにほとんど含まれないリコピンをたっぷり含んだNKアグリ株式会社の「こいくれない」など、高機能野菜はたくさんあります。今度も開発が進み、さまざまな種類が増えていくといいですね。