多くの人に親しまれている飲み物といえばコーヒーがあります。朝、眠気を吹き飛ばしたい時や、仕事に集中したい時など、いつもコーヒーが手放せないという人も多いのではないでしょうか?
確かにコーヒーは、頭をスッキリさせてくれるような気がして、ついつい飲んでしまいますよね。
しかしそれらに含まれる成分を摂り過ぎると、体に様々な影響が出るようです。
そこで今回は、コーヒーを飲むことで起こるデメリットについて、数多くのメディアで活躍する料理研究家のオガワチエコさんにお聞きしました。
■1:貧血を招く
「コーヒーに含まれるタンニンが、鉄分の吸収を阻害してしまうのです。せっかく食べ物から鉄分を摂取しても、効果が薄まってしまうので、食後30分ほどはコーヒーを控えましょう」
■2:胃が荒れる
「朝、眠気を吹き飛ばすためにコーヒーでカフェインを摂取する人も多いかと思います。
しかし空腹時にカフェインを摂ると胃酸を分泌させて、胃の荒れる原因となります。これを防ぐためにはミルクなどを入れましょう。ミルクは胃液の酸を中和する働きがあります。」
■3:口臭が強くなる
「コーヒーには豆の微粒子が多く含まれています。それが舌の表面に付着することで口臭の原因となるのです。それを防ぐためにも、コーヒーを飲んだ後は、水を口に含み舌を洗い流すようにしましょう」
■4:めまいを引き起こす可能性も
「コーヒーに含まれるカフェインは神経を興奮させる効果があるため、大量に摂取するとめまいを引き起こすことがあります。コーヒーは何かと飲む機会が多いと思いますが、くれぐれも飲みすぎには注意してください」
いかがでしたか? コーヒーは今回ご紹介したデメリットだけでなく、様々な健康効果もありますので、必ずしも悪い飲み物というわけではありません。
大切なのは、飲むタイミングや分量に気をつけて、うまくコーヒーと付き合っていくことなのです。