“アンチエイジング”という言葉もすっかり認知され、最近は働き盛りの男性の間でも関心が高まりつつある。
2016年5月23日、ベルサール東京日本橋(東京都中央区)で、総合司会にフリーアナウンサーの羽鳥慎一氏を迎え、「いつまでも若々しく活躍するために~男性のアンチエイジングと最先端メンズヘルス医療~」と題したセミナー(主催:日経トレンディ、日経おとなのOFF、日経トレンディネット 協賛:アンファー)が開催された。
順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学の堀江重郎教授による講演「ビジネスシーンでも注目の『メンズヘルス』活用法~仕事の成功まで左右する男性ホルモン、出してますか?
~」、メンズヘルスクリニック東京(東京都千代田区)の小林一広院長による講演「髪の先から心の中まで~老けない体と心の作り方~」に続き、
羽鳥氏と日経BPヒット総合研究所上席研究員の西沢邦浩を交えた4名のパネルディスカッションでは、手の指で分かる男性ホルモンの大まかな測定法や、男性ホルモンを上げる生活習慣が紹介された。
「最近、羽鳥さんの顔が以前より角張ってきた。男性ホルモンの分泌が多い証拠」と堀江教授に指摘された羽鳥氏は、ユーモラスなコメントで会場を沸かせた。
男性ホルモンの数値は血液検査で簡単に調べられるという。「心身にさまざまな不調が起こる男性更年期障害を避けるため、定期的にチェックしてほしい」と小林院長はアドバイスした。