「丸くてツルッ」に要注意 子どもの誤えん、窒息時は応急措置を | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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26日に提供された給食のメニュー。みそおでんにウズラの卵が使われていた=福岡県みやま市提供

26日に提供された給食のメニュー。みそおでんにウズラの卵が使われていた=福岡県みやま市提供© 毎日新聞 提供

 

 26日午後0時40分ごろ、福岡県みやま市の市立小学校の関係者から「生徒が給食中に(のどを)詰まらせて息ができない」と119番があった。

 

みやま市消防本部や市教育委員会によると、小学1年の男子児童(7)がドクターヘリで県内の病院に運ばれたが、死亡が確認された。

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 食べ物による子どもの窒息事故は後を絶たない。消費者庁によると、2014~19年の6年間で、食品を誤えんして窒息したことにより、14歳以下の80人が死亡した。

 

日本小児科学会は「丸くてツルッとした」食べ物は窒息につながる危険があるとして注意を呼びかけている。

 

 学会によると、丸くてツルッとしたものは、うまくかめない上に口の中で滑りやすく、ふとしたときに丸のみにしてしまうことがある。

 

さらに丸い形状は、のどにはまり込んで気道を塞ぎやすく、窒息につながる危険がある。例として、ブドウ▽ミニトマト▽サクランボ▽ピーナツ▽球形の個装チーズ▽ウズラの卵▽ソーセージ▽こんにゃく▽白玉団子▽あめ▽ラムネ――を挙げる。

 

窒息時には両手で自分の首を押さえる「チョークサイン」が見られ、急に顔色が悪くなり、よだれを垂らし、苦しそうな顔をして声が出せなくなる。数分で呼吸が止まって心停止してしまう恐れがあるといい、学会はすぐに119番して応急措置をするよう呼びかける。

 

 1歳未満の乳児では、子どもの背中の肩甲骨の間あたりを手のひらで5、6回、強くたたき、吐き出させる(背部叩打<こうだ>法)。1歳以上は子どもの背中側から両手を回し、みぞおち前で両手を組み、勢いよく両手を絞って押して吐き出させる(ハイムリッヒ法)。

 

詳しくは同学会のホームページ(https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=123)で紹介されている。【平川昌範】