妊娠中期に気になることその4:安産祈願っていつ行くの?知っておきたい5つのこと | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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日本にある古くからの風習の一つに安産祈願のお参りがあります。

 

妊娠5か月目に入った妊婦さんが、最初の戌の日に、神社やお寺にお参りをするというものですが、なぜ戌の日なのか、どこで安産祈願をすればいいのかなど、知らないことがたくさんあります。

ここでは、安産祈願の由来や参拝の手順について簡単に解説します。

◆その1:安産祈願とは?

現代は医療の発達により、出産で命を失う女性は少なくなりましたが、ほんの少し前までは、女性にとって子供を産むことはまさに命がけでした。

出産を無事に終わらせてほしい、赤ちゃんが安全に生まれてきてほしいと神さまにお願いするのが安産祈願の始まりです。

現代でも、赤ちゃんを産むということにはどこか神秘的な部分が残されています。出産を控えた女性は精神的に不安定になったり、マタニティブルーになりやすいものです。神頼みをすることで少しでも心を平穏にしようというのが安産祈願です。
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◆その2:いつお参りするの?

妊娠5か月目の戌の日に妊娠を神様に奉告し、胎児の健全な発育と、安産をご祈願します。
「戌の日」とは日に配当された十二支の「戌」にあたる日のことです。

 

なぜ戌の日なのかといいうと、多産で安産の犬にあやかって行われるという考え方が一般的ですが、古来犬は悪霊を防ぎ狐狸から子供を守るという理由もあるようです。
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◆その3:「戌の日」の日以外に行ってもいい?

一般に、妊娠5か月に入ったら「安産祈願へ行く」といわれています。昔からの習わしに従うのであれば、最も適した日は「妊娠5カ月に入った最初の戌の日」です。

しかし、1ヶ月の間に「戌の日」は3日~4日くらいしかありません。 土日祝日なども関係なしです。ママもパートナーも働いていれば、中々予定を組むことが難しいこともありますよね。

その場合は、「戌の日」以外でも安産祈願はできますし、また別の日にお参りしておいて、腹帯だけを「戌の日」に巻くという方もいらっしゃいます。
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◆その4:妊娠5か月目の戌の日に巻く帯

妊娠5か月目の戌の日に「腹帯」を巻く事を「帯祝い(おびいわい)」といいます。妊娠5か月目なのは、「五」が縁起の良い数とされ、お腹の赤ちゃんも安定しつつある時期だからとされています。

腹帯を巻くのは、お腹を保温・保護し、胎児の位置を正常に保つためといわれています。加えて、妊婦さんを精神的に落ち着かせ、出産への自覚を促すこと、など大事な役割があります。

◆その5:ご祈祷の手順

安産祈願で有名な日枝神社では以下の手順で行います。

1:受付神札所でご祈祷の初穂料を納め、お申込み用紙にお二人の名前を書きます。
2:ご祈祷社殿にてご祈祷をしてもらいます。(祈祷時間:おおむね20分)

神社によっても違いところがありますが、腹帯の持ち込みや、妊婦さんだけでなく、パートナーやご家族の方とお参りすることができます。
安定期にはいったら、体調が良く、お天気の日を選んで、お参りしてみてはいかがでしょうか。