成人の3人に1人は【糖尿病】の可能性が…!? | ~たけし、タモリも…「1日1食」で熟睡&疲れナシ~

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●一型糖尿病

糖尿病は、原因によって、4つのタイプに分けることができます。

1つ目は「一型糖尿病」です。これは、インスリンを分泌するすい臓の「細胞」が破壊され、インスリンをつくれなかったり、分泌量が低下してしまったりすることで発症する糖尿病です。

ウイルス感染が引き金になって、免疫システムに異常が起こり、細胞を攻撃して破壊してしまうケースと、原因不明の突発性のケースがあります。

年齢や生活習慣、遺伝などと関係がないので、子どもや若い人でも発症します。また、インスリンの絶対量が足りていないので、治療のためには、インスリンを注射で補う「インスリン療法」を生涯続ける必要があります。

●二型糖尿病

2つ目は「二型糖尿病」。これは、肥満や食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因で、インスリンの分泌量が少なくなったり、分泌のタイミングが遅れたり、インスリンの作用が効きにくくなったりして発症する糖尿病です。

二型糖尿病になる人は、インスリンの分泌量が少ないという体質を遺伝的に持っていることが多いようです。しかしそれだけで発症するのではなく、体質に加えて、食生活や生活習慣の乱れていることが二型糖尿病を招きます。

日本の糖尿病患者の約95%は、この二型糖尿病の患者が占めており、中高年の糖尿病は、ほとんどがこのタイプです。しかし最近では、食生活の欧米化によって、若い人や子どもでも発症するケース増えてきているようです。

二型糖尿病の治療は、「食事療法」や「運動療法」が中心になりますが、それでも血糖コントロールがうまくいかない場合は、「薬物療法」も追加して行います。

●二次性糖尿病

3つ目は「二次性糖尿病」といって、遺伝子の異常や、肝臓、すい臓の病気、感染症、副腎皮質ホルモン剤の副作用などによって起こる糖尿病です。

●妊娠糖尿病

4つ目は「妊娠糖尿病」です。これは、それまでは正常だったのに、妊娠をきっかけにして、糖尿病の症状が現れるというものです。

 

妊娠中は胎盤で、インスリンの働きを抑える「インスリン拮抗ホルモン」が作られるので、血糖値が上昇しやすくなるのです。

妊娠糖尿病になると、流産、早産、巨大児の出産になったり、胎児に先天性の異常を招いたりするリスクが高まるので、より厳格な血糖コントロールが必要になります。

また、妊娠糖尿病は、出産後に血糖値が基準値に戻るケースがほとんどですが、将来的に糖尿病になる可能性が高いといわれています。

(この記事の監修: 赤坂ビューティークリニック 院長 / 青山秀和 先生)