トトメス3世の執念にビビった!ハトシュプスト女王葬祭殿/エジプト旅行2017/7日目② | ダダ子と行く、海外旅行・世界遺産おっちゃまげた~!

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夫婦で海外旅行をハイテンションに楽しんでおります。
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スケジュールが過密だと、すぐに疲れるダダ子。
「このブログ、デジタルタトゥーやないかいっ!」と罵るダダ子。
そんなダダ子に振り回されての海外旅行奮闘記!

 

巨大なハトシェプスト女王葬祭殿に!

NHKプレミアムの「古代エジプト 3人の女王のミステリー」でも取り上げられたハトシェプスト女王だよ~ん!

ダダ子、肝心な写真で目を閉じちゃってますな・・・

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(エジプト旅行2017 11月某日/7日目②)

 

王家の谷の後は、ハトシェプスト女王葬祭殿へレッツゴー!

 

嘘チェブ 「これは模型だよん♪」

おおっ!見えてきたっ!

トラムみたいのに乗って、入口へ向かいます。

当時のプント(現在のソマリアあたり)との貿易を示す木の幹みたいよ。3500年前!?

うっほほ~~い!

なんだか規模がデカイぜ!

ハトシェプスト女王葬祭殿の左横にはかつて、メンチュヘテプ2世の葬祭殿があったそうだ!

ご覧の通り、ほとんど原型がない・・・

 

ハトシェプスト女王葬祭殿を造る際に、このメンチュヘテプ2世葬祭殿からたくさんの岩などの資材を使いまわしたそうだ・・・

馬鹿なのか!?立派な完成してる葬祭殿を壊して、新しい葬祭殿建築に使ってしまう・・・しかも真横で・・・馬鹿なんじゃないっ??

 

両方並んでたら、もっと凄かったのにぃぃぃ~! (>_<)

イラついたあっしは、プシューっと目潰し! (  ゚ ▽ ゚ ;)

ギザの大スフィンクスでやり損ねた念願のスフィンクスへの目潰しを成就したのであった! キルビル! スフィンクス ピラミッド

大階段を登りまっす!

日陰がないので、かなり暑いっス!日中だもんな・・・

11月だからいいけれど、夏には大変な事になる!

げっそり 「ゼエゼエ・・・」

 

さて、ここで解説しておこう!

 

ハトシェプスト女王葬祭殿

 

エジプト唯一の女性ファラオのハトシェプスト女王の葬祭殿である!

ルクソール西岸の葬祭殿の最大規模。

もちろん世界遺産「古代都市テーベとその墓地遺跡」の構成資産。

 

王家の谷のような隠された墓とは違い、葬祭殿は死後のファラオの権力誇示のような巨大な建造物。

中でも、このハトシェプスト女王葬祭殿はめっちゃ巨大で、当時の権力の規模を伺わせる!

 

アヌビス神礼拝所です!

 

アヌビス神は墓地の守護神。ミイラ製作と密接な関連をもつ犬の姿をした死者の神です!

トービク:チェブラーシカチェブラーシカ 「ワンちゃんなの??」

 

こちらにもホルス神像があったよ~!

あっしの前世!?

牡牛の格好のハトホル神。ハトホル神礼拝所の入口だっ!

チェブラーシカ 「あっ!ダダ子ちゃん!」

あっ、違うよチェブ!ハトホル神だよっ!

えっと 「いいの!あたし、ハトホル神なんだからっ!」

 

ハトホル女神礼拝所にはハトホル柱の列柱室があるんです♪

ホルス神のレリーフもあるよ♪

満面嘘チェブ 「後でまた来よっと♪」

 

おおっ!ハトシェプスト女王の壁画だあ~♪

って、お顔が削られてるじゃないっ!

 

このレリーフだけじゃねえ!

全てのハトシェプスト女王のレリーフの顔、いや体まで!

集中的に削られてるのだ!(削られてる壁画が残念で、ほとんど写真撮らなかった・・・)

何やら深~い怨念を感じるのである! 

 

これはね、トトメス3世が削ったという説が有力らしいのよ!

チェブラーシカ2 「トトメス3世?」

 

じゃ、説明しよう!

 

ハトシェプスト女王とトトメス3世の確執

 

トトメス1世の娘だったハトシェプスト王女

夫はこれまたファラオのトトメス2世である。

トトメス2世の死去により、跡継ぎのトトメス3世(ハトシェプスト女王の娘婿)が王位継承の筈だったが、まだ幼かったので、

継母のハトシュプスト女王が摂政として20年間もの女王として君臨したのである。

えっと 「ゲーム・オブ・スローンズのサーセイみたいね!」

 

これで、ファラオとしての地位が20年もの間、出番がなくなったトトメス3世!う~ん、恨んでいるのかなあ~~!

 

この日の午後に訪れたカルナック神殿にもこんなものがあった!

左のオベリスクは何やら覆われております!

これはハトシェプスト女王のオベリスクなのです!

トトメス3世が覆い隠したと言われています!

今は先っぽが出てますが、当時は完全密閉してたのかな・・・??

う~~ん!すごい執念を感じる!

かなり徹底的に破壊、そして壊さぬ時もこのように隠してしまうのだ!

(オベリスクは太陽神のシンボル!神の象徴は破壊できなかったと考えられています!)

 

壊せぬなら覆ってしまえ、オベリスク! (一句出来ましたっ!)

 

エジプトのファラオ史からも抹殺されているからね、ハトシェプスト女王は!

これだってトトメス3世の指示でしょう!?

アビドス遺跡のセティ1世までの歴代ファラオの刻まれた壁にも名前が刻まれておりません!)

 

女王がエジプトファラオに存在したという歴史を隠蔽する為の破壊行動だったという説もあります!

 

ハトシェプスト女王とトトメス3世!

実際に殺し合ったりはしてないからなあ~

どんな感じの関係性だったのであろう・・・

 

徹底的に破壊したトトメス3世が小さい奴で、異常な怨念の持ち主だったのか?

はたまた、ハトシェプスト女王が冷酷な女王で、トトメス3世は虐げられていたのか?

 

こういうファラオ達の性格とか細かく記されてないからねえ~

タイムスリップして、是非とも知りたい!!

 

他にも説はあるのよね~

 

犯人はセンムト説

 

ハトシュプスト女王葬祭殿も建築したセンムトという官吏政治家が、

実はハトシェプスト女王の愛人だったと言われてるのよね。愛

 

このセンムトは王女のネフェルゥラー(トトメス2世とハトシェプストの娘)の、養育係だったらしい。

そんな立場から大臣へと大出世したのだった!

えっ 「逆枕営業だなっ!」

やがて、ネフェルゥラーが亡くなると、次第と疎んぜられてしまったセンムト・・・

さらに、葬祭殿の貯蔵庫に自分のレリーフをご機嫌に掘ってしまい、

女王に偉く怒られたらしい・・・ガックリ・・・shun...*

 

さらに女王が別の男性と密接に・・・

女王に見捨てられて追放されたこのセンムトこそ、ハトシェプスト女王のレリーフや像を破壊した真犯人なんて説もあるのです!

 

少女漫画ではこのセンムトが実はネフェルゥラーの父親などという脚色があったりするらしいで!

笑顔・2 「何それ!面白~い!」

 

調べていたら、『ハトシェプスト』という計2話の漫画もあるらしい!

(山岸涼子の作品)

この漫画では、ハトシュプスト女王は夫のトトメス2世を殺害しているようだ・・・冷酷キャラ!? 泣く

 

そんなキャラだったら、トトメス3世の行動も納得!?

 

碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語- 』という漫画も発見!

(犬童千絵の作品)

全4巻らしい。センムトと剣士ソベクとの三角関係などの愛憎劇も描かれているようです。夫とトトメス2世は女好きの暴君という設定。

剣士ソベクってほんとにいたのかな・・・?

 

えっと 「面白そう!めっちゃ読みたいっ!ドロドロしたの好き~!キャーキャー!!」

 

何だか他にもエジプトを描いた漫画情報がわんさと出てきた!

ヒゲ。 「うわあ~!全部読みたいっ!」

 

漫画の話で脱線しましたが、これらの漫画を読むとまた色々な楽しい新説が生まれそうだ!

 

とりあえずのあっしの新説は・・・

極私的エジプト古代文明 新説 其の④

 

トトメス3世センムトも、剣士ソベクも、漫画に登場する生き残った者たち、殺された or 葬られた人たちのゴースト(亡霊)!

これら全ての人がハトシェプスト女王のモニュメントの破壊犯人!

皆、共謀犯なのだっ!

そう!まさに「オリエント急行殺人事件」状態なのだ!

この歴史を参考にアガサ・クリスティーは「オリエント急行殺人事件」を発表したのかも知れない!?

 

眠い 「強引じゃねえ~・・・」

 

NHKスーパープレミアムで放送した「古代エジプト3人の女王のミステリー」という番組(松嶋菜々子、西島秀俊出演)でもハトシェプスト女王のミステリーを分析していたので、すごい面白かったよ!

再放送があったらお薦めです! (2018 3/27にNHKで19:30からオンエアみたい!!)

(残りの2人の女王はネフェルティティとクレオパトラ女王でした。)

 

嘘チェブ 「いろいろ想像すると面白いでしゅね♪」

 

そうそう、トトメス3世の葬祭殿というのも、且つてここにあったらしい!

ハトシェプスト女王葬祭殿と、メンチュヘテプ2世葬祭殿の間にね。

「俺も葬祭殿が欲しい~~!」と建設したのだが、地滑りが起きて、跡形もなくなくなったそうだ・・・

チェブラーシカ 「ありゃりゃ~・・・」

もうちょっとハトシェプスト女王を読み解いてみよう!

プント貿易などの様子が描かれている壁画を見てみよう!

ちょっと素材の違う修復跡が気になるな・・・

貿易をしていたプント遠征の様子の壁画などがあります!

チェブラーシカ2 「亀ちゃんがいるぅ~♪」 俺、亀梨!2

あっ、プントは現在のソマリア辺りね!

プントから輸入していた乳香のレリーフね。

ダダ子が熱心に見てるけど、何だったっけなあ・・・

外に出てファラオのポーズ!

・・・ダダ子・・・目閉じてるじゃん・・・

いい写真なのに・・・・

奥の岩山と巨大な葬祭殿!

すげえスケールだっ!

でもさあ~、デザイン的にはあまり好きじゃない!

整然とし過ぎてて、古代遺跡感が薄れるのよねえ~・・・

でも、3500年もの前の建築物なんでしょ!?

信じられんわあ~~!

チェブ 「おっちゃまげた~!」

 

ハッちゃんのガイドが一通り終わり、自由時間に突入!

良かった~!ほっ…

こちらにはハトシュプスト女王の立像がオンパ!

破壊されてなかった!(それとも修復されたのかな?)

 

ハッちゃんが言ってたけど、トトメス3世も神々に関する壁画や像は破壊できない!(何せ神だかんね!) 神

この立像はオシリス神と融合している像なので、破壊されなかったのかな??

昔は色が付いていたのかな?

赤い色が、頬紅みたいになっていてカワイイです!ラブラブ

あるいはキスマーク??キスマーク

ハトシェプスト女王はね、なめられないように、

民衆の前に現れる時は男のファラオに近づくように、髭を付けていたとされています!

こちらの立像には顎鬚が描かれていますね!

 

だから、漫画では男装キャラとして描かれている!

 

ジャンプ写真を撮ろうと試みるも、着地した写真・・・

リュックだけ躍動感あり! (*'-'*)エヘヘ

ハトシェプスト女王の顔だけの像もありまっせ!

 

そういえば、エジプト考古学博物館でもハトシェプスト女王のお顔が!

 

遺跡の修復か?研究か?

学者っぽい方が熱心に遺跡と向き合ってました!

日中で暑いのに大変だ~!

ご苦労様ですっ!! (*´ェ`*)

あの岩山に登りたいっ!

 

そうそう、よくあるハトシェプスト女王葬祭殿を見下ろした写真は入口付近の岩山を登れば撮れたみたい・・・

泣くチェブラーシカ2ヒゲ。 「登りそびれた~~!」

笑顔・2 「わ~い!待望の日陰なりぃぃ~!」

再び、ご苦労様です!! お疲れ様

インパクトのあるアフリカンなレディーをこっそりバックにパシャリ!

 

奥の立ち入り禁止っぽい所はアメン神を祀る至聖所みたい!

団体のお客が特別に入場してた・・・

羨まし~~!

えっ 「何い~!ネフェルダダコ様にも見せなさいっ!」

再びハトホル柱を見に来たよ♪

牡牛の2ショットやあ~!! ≧(´▽`)≦

両手にハトホル!  ピグライフ牛2(≧▽≦)ピグライフ牛2

小スフィンクスとも別れを告げて・・・

巨大な権力の象徴!

ハトシェプスト女王葬祭殿を観光これにて終了!

 

観光をしてみて・・・

ハトシェプスト女王とトトメス3世の確執が1番気になった次第です!

実際はどうだったのであろうか!?

このミステリーに魅せられました♪

実はこの2人は仲が良かったなんて説まである!

 

実際、トトメス3世はハトシュプスト女王の治世の間、軍事に努め、

後に大成功してエジプト最大の領土を、培った軍事力をもって獲得したのであった!

最大規模のエジプト帝国を築いたトトメス3世はエジプトのナポレオンなどと言われているすご~~いお方なのだっ! 

 

葬祭殿が壊れちゃったし、ハトシュプスト女王に王座を奪われた可哀想なファラオのイメージだったけど、スゴイじゃないっ!

笑顔・2 「やるでねえの~!トトメス3世!」

 

ひとまず、気になった漫画をアマゾンで探してみるか・・・?

 

 

今回のブログはここまで!

それではまた、次回のブログでお会いしましょう!!

次回は、メムノンの巨像へ向かいます!でか~い!!

お楽しみに!

 

 

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