イランのお母さん | 世界一周ちょいめたぼ(仮)

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東京帰って4キロ太りました…痩せるために一周してきます。嘘です。
寝たいときに寝て、起きたいときに起きて食って飲んで…太るかはたまた下痢でやつれるか…そんな世界一周。ゆるいよぶっちゃけ。10kg以上落ちたけど現在南米、絶賛リバウンド中。

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イスラム暦1388年12月11日(やっぱりよくわからない)、ヤズドを離れる日。
この日も心あったまる忘れられない一日となった。

昨日に引き続いてこの日は姪、Hamideの家の昼ごはんに招かれる。
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料理の名前忘れちゃったけど美味!!


その後みんなで、ゾロアスター教徒がその昔鳥葬を行っていた場所、沈黙の塔へ。
荒涼とした丘、名前の通り無音の世界。風の音が聞こえるのみ。
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そのあともHamideの弟の家具工場を見学したり、おばの家に遊びに行くとかなんだか親戚まわりになってきた。
でもそれもまた楽しい。

おばの家に着くと、一家がまたチャイ、お菓子、フルーツで歓迎してくれる。

Hamide以外英語が喋れないが日本の写真を見せたり、Hamideに通訳してもらい会話。
言葉は通じなくても心で通じ合える。そんなイラン人家庭ほんとにあったかい。

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夕ご飯は僕がリクエストしたイランの家庭料理、ザクロとクルミと鶏肉を煮込んだフィッセンジャーン、鳥肉、ソラマメの炊き込みご飯!!

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みんなで囲んだ夕ご飯。味も含めてお世辞抜きで今まで食べたイランのどのレストランよりも美味しかった!!
お母さんにそのことを伝えると顔をくっしゃくしゃにして、ペルシャ語でラブリーな息子って言って喜んでくれた。

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残念ながらテヘラン行きバスの出発時刻が迫っていたため、ご飯を頂いてすぐにお別れ…。
お父さんとHamide、Hamideの妹に車でバスターミナルまで見送ってもらう。

テヘラン市内から空港までが遠いからって、バスの運転手に空港近くで降ろしてもらうように言ってくれた。

トモがイランに帰ってきたら、2週間でも3週間でもうちに泊まって。
もしイランで嫁が欲しかったら私が探しておくから!!(ちなみにHamideは既婚)
本当に何から何までお世話になりっぱなし、涙々の二日間。

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後日聞いたんだけど、俺を見送った帰りの車でHamideが「マイアンクルは英語を習いたいの。あなたたちと話せなくてさみしいって」って言ってたみたい。
お父さんそんなこと思ってたのかー、ほんとに泣けてきた。


みんなと別れた一人のバス。早朝5時の高速道路のど真ん中でバスを降ろされる。
歩いて空港に行くにはどうやら遠そう、かつタクシーも拾えそうにないのでヒッチハイクを試みる。

なんなく2台めでヒッチハイク成功!!空港までタダで乗せてもらっちゃいました。
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名前きかなかったけど優しい夫妻(奥さんべっぴん)ありがとう!!

バスの中で食べな、ってお母さんにもらい空港で食べたナーンとチーズの味。イランで会ったみんなの優しさが詰まっていた。