今日は突然ゲリラ豪雨が降ったりと変なお天気ですね。
週末にしては珍しく来客予定もなく事務所で色々と雑用しています。
気分転換に友人のブログとか見ていたら、雑誌の有料取材の営業電話があったみたいな書き込みがありました。
これは僕も懐かしい思い出です。
今思えば、大企業のサラリーマンというのは世間のややこしい話から守られてるんだなと思います。
飛び込み営業とかは総務担当者が適当にあしらっていて、僕らが応対することはありませんでしたから。
そのために、世の中にどんなビジネスがあるのかよくわからないで脱サラし、世間の荒波にもまれることになりました。
僕が会社をつくって間もないころの話。
独立当初は、電話と言えば営業電話、来客は飛び込み営業マンばっかりです。
ここまで人の財布に手を突っ込もうとするやつらが多いのかとうんざりしていたころ、電話が掛かって来ました。
「女優の水沢あきさんが御社を取材したいとおっしゃっています」
感激しましたよ。
別にファンでもないですけど、有名な女優さんが取材に来てくれるなんて。
世の中にはちゃんと分かってくれる人がいるんだ・・・。
ところが話を聞いていると何やらおかしな方向に。
「ただ、一つお願いがございまして・・。女優さんを東京から呼ぶと交通費や人件費が色々と掛かるんです。つきましては取材費として15万円ご負担いただけないでしょうか?」
「え!?取材を受けるのってお金いるの??」
当時は独立したばかりでお金無いし、悩んだ末にお断りしたのですが、後で「そういうビジネス」なんだという事を知りました。
取材記事が掲載される雑誌は聞いたことのない雑誌。
大阪で売っているのは堂島のジュンク堂だけ。
ようするに取材してお金取るのがビジネスなのです。
当時はそういう雑誌がいくつかあり、当社にもよく電話が掛かって来ました。
それに思わず感激しちゃうなんで当時は純粋やったんやね。
実はこのビジネス、お金を払う側も実はメリットがあり、工務店のチラシなどに今でも「月刊○○の取材で俳優の△△さんが取材に来てくれました」みたいな写真が載ってたりします。
宣伝に使えるのでチラシやネット広告に力を入れている会社は、ある意味お得。
今でもやってる会社があるらしいということを知りましたが、最近は全く営業電話掛かって来ません。
淀屋橋に事務所を構えて多分一度も掛かって来ない。
もしかして絶滅したのか?と思っていたら今でも存続しているらしいけど。
僕等が若いころの女性アイドル歌手(今はおばさん)なんかが取材に来るならお金払っちゃうかも。
その時は当社のサイトとこのブログに大きく載ると思います(笑)
お楽しみに!(笑)
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