お盆〜リハ〜本番のわちゃわちゃ記 | KeyboardだってROCKだぜ

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引き際を見誤った、金髪ロックキーボーディストのよもやま話。

さてさてもうすぐ灼熱の8月も終わります。子供の頃ならこの時期は、遊び呆けたツケ(夏休みの宿題)に苦しんでました。絵日記を一気に書き上げるべく、7月下旬からの新聞で天気を調べたり…今はネットで簡単に調べられるから便利ですよね、いいなぁ現代っ子(ていうか毎日ちゃんと書けよって話)。

そんな子供時代の経験から、大人になった今でもLIVE現場の仕込みは【短期集中型】、直前になって慌てふためいて一気にワーっとやってます。『早めに手をつけておけば楽なのに』といつも思うのですが、身についた習慣はそう簡単には変えられず。ここまできたらもうずっとこのままキャリアの終焉を迎えることでしょう。まあいいや、それでちゃんとできてるはずだし。

 

とそんな(どんなだよ)8月は後半に現場集中。前半はしっかりだらけてました←

そんなだらけ週間の序盤に、今年4回目となる【ギタリストSamの爆買いツアー】もあって、いつものように目的地をハシゴしたり😊

来るたびに買う量が増えてるのは気のせいではないはず。こうして度々遊びに来てくれてありがたい限りです。でも自分の地元で、ミュージシャン仲間と一緒に出歩いてるのってなんか不思議な気持ちになりますね。

 


お盆の行事をこなして、世間のお盆休み最終日8/17(日)、巣鴨獅子王でのこちら。


年明け早々の1/12にご一緒させて頂いた“Randy Rhoads Limited(as Ozzy Osbourne)”との再演。今回はそこに“Tons of Sobs(as Free)”が加わり、お盆シーズンにふさわしいカップリングのイベントになりました。

16日夕方に本部(実家)で送り火を済ませ、深夜に帰京、からの会場入り。搬入では大した機材量でもない(※持ち込みはオルガン一発・ピアノはレンタル)のに汗だく。ミュージシャンには辛い季節です夏、はよ来い秋。

今年の“Joplin-san’s 4$50¢”、例年に比べてステージ本数多めですね。レパートリーはあまり増えてませんが、そのぶん即興要素強めのアンサンブルでお送りしてます。オリジナルの時代背景的にも『決まったアレンジで演奏する』というアプローチでもないですし、そのへんにも敬意を払ってます。それもまた【トリビュート】の醍醐味ですから。

 

 

数日経て8/21(木)は、23(土)に本番を控えた“aDIOs 2024(as DIO)”のリハ。イベントフライヤーはこちら。

ハイ、“Rock In America(as Night Ranger)”とのダブルヘッダー出演です。“aDIOs 2024”も“Rock In America”もそれぞれ昨年初演で今回が2回目。

俺的時系列では“Rock In America”のグループメッセにオファーが投下されてスケジュール確保、その後“aDIOs 2024”で同日のスケジュールを打診されて『その日は先約が…あれ?会場が一緒だ』と、そこではじめてダブルヘッダー発覚。7月の“Early RAINBOW”vs“Den-Cocco”に続いてまたしても局地的売れっ子状態に(暇な時は暇なのに)。

どうやら出演順は2バンド続いているようなので「転換楽そうだからまあいっか」と思っていたら、まさかの落とし穴(後半で書きます)。

 

で、リハの話ですね。

2曲追加レパートリーありとのことで、その2曲分のスコア書いて音色仕込んでいざスタジオへ。構成がめんどくさくて若干の混乱はありましたが、そのほかは何の問題もなく終了。まあみなさんベテラン域の方々なので安心です。


もう一方の“Rock In America”のリハは当日の会場入り前に。その模様は後ほど。

 

 

明けて8/22(金)は、これまた当日リハ→本番の強行スケジュールでこちら。

“Den-Cocco”で前月のステージより専任コーラスとして登板願っている“ふたばちゃん”こと“双葉ディアナ(設定ではFT8公国公王)”のサポートにまたしても抜擢されました。この日は公王様が所属しているレーベルの副代表・夏海(なつみ)さんのバースデーイベントということで、『サプライズとしてどうしても生演奏(=同期なし)でやりたい曲がある』と白羽の矢が頭にブッ刺さりました🏹

せっかく弾かされる(言い方)なら、あれをこうしてここがこうなって…と件の曲のアレンジに少々手を加えさせて頂いて臨みました。曲が終わったときに客席からどよめきが起こったのでサプライズ成功、かな。

そんなステージのひとコマがこちら↓

Gt.は7月に【Early RAINBOW】で共演した伊藤大貴くん。方々で絶賛されていて、紹介した俺も鼻高々でした。

 

翌8/23(土)、先述した“Rock In America”のリハーサルのため前日と同じリハスタへ。直前に手配したので9畳の部屋しか空いておらず、おっさん6人がミチミチ詰め込まれ状態(笑)。

今回、本来ならドラムを務めるはずの(高橋)ロジャーさんが出演できなくなり、急遽“世界の辻ちゃん”こと辻伸介氏が代役を買って出てくれました。辻ちゃんとは専門学校講師時代の同僚かつ一緒にバンドをやっていた仲。久しぶりにご一緒させて頂きましたが、以前よりも一層安定感の増したドラミングが素晴らしい。

ざっとレパートリーを通して、さあ会場入り。

 

変則順リハで、サウンドチェックは“Rock In America”→“aDIOs 2024”の順。

当たり前のようにいそいそと下手側(※客席から見て左側)にセッティングしているところへBa.松本(慎二)さんから『せいやん、上手』  ……え💧

そりゃそうですね。ツインGt.編成なので、見た目のバランスもその方がいいし。ってことでバンドごとに右へ左へ引越しすることに。会場スタッフのみなさん、お手数おかけします。

会場の【WildSide Tokyo】、キーボードの音圧が大きめでなおかつクリアに出して頂けるので、割と好きです。いつもありがとうございます。

上手となると、前面フロアモニターがGt.と共用になるのですが、(キーボードのモニター音量を)控えめに出していたら、上手Gt.の(原田)喧太くんが『もっと大きく返して。俺が聴きたいから。』優しいなあ💕

 

本番の様子はこちら。※バンドに合わせて衣装着替えました。

 “Rock In America”


“aDIOs 2024”


終演後の集合ショットwithオーディエンス

と、わりとバッタバタの8月後半でしたが無事完遂。関わって頂いた皆さん、ありがとうございました♪




さて9月にそなえてダラダラするぞ!…ちょっとだけ。