過日、本気でDP(Deep Purple)をやったのですっかりHR.Kb.(ハードロック・キーボード)としては腑抜けになっているのですが。
今度は7月にRainbowやるのです。
はい、フライヤーどーん!↓
対バンは【Den-Cocco(as Cocco)】ということは…
なんとせいやま、ダブルヘッダーです💦
極地的売れっ子モードにて。
いやしかしホント、今年は“ソッチ系(HR/HM)”の現場が多いです。なんででしょうね(そもそもアンタ、ロックキーボーディストでしょ)。
さてRainbowといえば…
高校に進学して間もない頃だったでしょうか。どこで耳目にしたのか【リッチーブラックモア】と【フェンダー・ストラトキャスター】という2つのワードが頭にこびりついて離れなくなりまして。
今のようにインターネットなどない時代、色んな音楽雑誌を読みあさって(注:父の仕事の関係で取引のあった書店から掛売で本が買えたので←のちのち怒られました💦)得た情報が
→なるほど、リッチーなんちゃらというのは人名で、フェンダーかんちゃらは楽器(ギター)の名前らしい
という結論に至り、その【リッチーなんちゃら】は現在【レインボー】というバンドをやっている
と突き止めました。
そしてまるで引き寄せられるようにレコード店へ。
洋楽の【ラ行】のコーナーを、まるで【ベストヒットUSA】のタイトルバックのごとく次から次へとジャケットを見て行って、これを見た時に手が止まりました。ぴたっ。
“YAMAHA”とバスドラムヘッドに記されたドラムセットをバイクで飛び越えるこの人は何者?なんだかわからないけど凄そうだ!
ということで、人生初のジャケ買いをして帰宅。
記念すべき“初のロックアルバム”。
(蛇足ながら、初めて買ったアルバムは所ジョージさんの1stでした)
※そこのレコード店でこのアルバムが【カ行】ではなく【ラ行】に収められていたのは、きっとレインボーのドラマーだったから、でしょう。
ふむふむ…コージー・パウエルという名前のドラマーですか。バスドラムが2つあるということは、両足で踏むんだなきっと。なるほどこの人は【レインボー】のドラマーなのか。
レコード盤に針を落とし、興奮しながら聴きました。全編インストなのも違和感なく、むしろYMOで慣れ親しんでいたのでツボでした。
なのになぜドラマーにならなかったんだ俺。
などなど後追いでしたが、その後はじめて聴いたレインボーのアルバムは【DOWN TO EARTH】、B面最後の【Lost in Hollywood】でヤラれました。アルバムトップの【All Night Long】やB面トップの【Since You Been Gone】には何故か1ミリも感銘受けなかったのに、です。
ああそうなのか、ここのギターの【リッチー】は昔あの(←このニュアンスについては過去記事参照)【ディープ・パープル】の人だったんだね。
とか言ってるうちに、『パープルのコピーやるからキーボード弾いて』という流れに繋がっていくのでした。
全然レインボーの話になりませんが、つづく(たぶん)。