キーボーディスト、としての誇り5 | KeyboardだってROCKだぜ

KeyboardだってROCKだぜ

引き際を見誤った、金髪ロックキーボーディストのよもやま話。

すっかり人気コンテンツ(ホントかよ)と化しているこのシリーズ、第5弾です。

8月に入ってから約半月、【X-RAY 35th Anniversary Tour 2018】のスペシャルゲストとして、7本のステージをこなして来ました。

ハッキリ言いますが、俺は無名です。卑屈になっているわけでも何でもなく、これは事実ですから。
音楽業界>ミュージシャン業界>ロック業界狭しといえど、そしてキーボーディストの数は限られてるとはいえ、それなりの数の方が群雄割拠されているわけで。
…あ、これはいわゆる“プロ”に限った話です。申し訳ないですが、アマチュアの方は最初から相手にしてません。ていうか相手にならないです、当たり前です。

となると、プロとアマチュアの境界線はどこか?っていう話になりますが。ここには色々な解釈があると思います。
ですがひとつハッキリと言えるのは
『自身のプレイやパフォーマンスに、対価を支払ってくれる方がいるかどうか』
だと思います。つまりニーズがあるかどうか。本節では、それだけで生計を立てられるかどうか、というのは置いておきましょう。
あともうひとつは“意識”です。『プロ意識』なんて言葉がありますものね。それについてはまた別の機会に。

かく言うワタクシ【盛山SEIYANこういち】ですが、もちろん“プロ”のはしくれとして職務にあたっております。ニーズに応えている、ということですね。

まずは音色づくり。
鹿鳴館のステージ上でもMCで語りましたが、今ツアーでの使命として大切なことはまず『CD(またはレコード)で聴ける音を可能な限り再現すること』です。
今回、KORG TRITON proとHAMMOND XB-2の2台体制で挑んでますが、シンセ系音色はすべてTRITONで賄っています。CDで聴かれる各曲の音色を分析し、複数の音を混合することで“それらしく”聴かせることに重点を置いています。一般リスナーの耳で聴いて、『その音がどんな印象でとらえられるか』と考えるのです。特徴があるのは、音のアタック(立ち上がり)なのか、サスティン(持続部分)なのか等々。
会場にいらした皆さんが、「そうそう、この音だよね!」と感じて、30数年前にタイムスリップできるように演出する、といってもいいと思います。ここは自身が主宰する、Journeyのカヴァーバンド【J.T.B.(Journey Tribute Band)】においても同様です。
まだツアーも残っているので、曲目は明かせませんが、“あの曲のあの音”なんて、まさにそのものだと自負してます。毎回鳥肌立ってますもの、弾きながら(笑)。
演奏面?それほど難しいことやってませんから。強いていえば、いかにミスを減らすかに注力しています。

もう一点はコーラス(ハーモニー)。
時として“あの”アキラさんの上をハモらなければならないので、かなり大変です。また、曲の場面によっては下ハモ(メロディラインの下の音程でハーモニーをつけること)だったり、ファルセット(いわゆる裏声)だったりで、これもまた大変なのです。しかも弾きながらですから。

ステージパフォーマンスの面においても、終演後お客様にも多数言われましたが『メンバー中、一番楽しそう』。だって楽しいですもん。客席の皆さんの笑顔との相乗効果で、こちらもどんどん笑顔になります。X-RAYを待ち望んでいた皆さんの気持ちはよくわかりますから。限られた10公演ですから、開催地以外からいらしている方がいらっしゃるのも承知してます。そんな皆さんを含め、客席を埋め尽くした皆さんには楽しんで帰って欲しいですもの。

X-RAYのメンバーお三方と、EARTHSHAKERのSHARAさんに混ざってステージに上がるのは、かなり緊張します。関東でこそ少しは名前も知られているかも知れませんが、他の地方ではアウェイ感満載で。
ですがそういうお客様からの視線が、ひとり・またひとりと自分に向けられるようになるのが快感です。それは、きっと何かが伝わっているからだと思うからです。

そうなんですよ。
今更なのですが、音楽は“(何かを)伝えるためにある”と再認識させられました。ステージと客席か渾然一体となり、喜怒哀楽の渦を作っていく。本番中は、きっと“想いはひとつ”になっていたんだろうと思います。

ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムスに比べると、どうしても影が薄くなりがちなキーボード。しかしアキラさんも仰っていた通り、X-RAYサウンドの要なのですよ。似ても似つかない音色だとしたら、きっとガッカリしてしまうと思います。

浜松のステージで言いましたが、「全国にいらっしゃる、【X-RAYカヴァーバンド】のキーボーディストの指標になれるよう」なプレイを心がけてます。当然ですよね、だって今回のツアーにおいて【X-RAY】としてステージに上がっているのは、世界中で自分だけですから。

北海道での函館・札幌・帯広3公演、続く追加の名古屋と大阪でお会いする皆さん、しかと見届けてくださいね。
アキラさんの『We are X-RAY!!』に恥じない演奏をお届けしますから♪
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8/31(金)函館Club COCOA

http://clubcocoa.jp/

041-0806 北海道函館市美原1丁目19-12

TEL:0138-45-2002

開場 1930 開演2000

前売 4,500  当日 5,000

別途ドリンク代500

オープニングアクト2バンド有り

チケット取扱店

4/8(日)~発売開始

1. club COCOA

北海道函館市美原1丁目19-12

TEL:0138-45-2002

2. ホワイトビートルズ(Bar&そば)

北海道函館市松風町2-13

TEL:0138-23-9999

3. ローソンチケット

Lコード 11547(北海道三会場共通)


9/1(土)札幌SUSUKINO810

http://www.f-a-l.co.jp/810/

064-0808札幌市中央区南8条西4丁目422番地51 

84サウンドビルB 

TEL:011-563-8575 

FAX:011-520-8940 

mailsusukino810@f-a-l.co.jp

開場1900 開演1930

前売 4,500 当日 5,000

別途ドリンク代500

チケット取扱店・予約

4/8(日)~発売・予約開始

1. Music Bar HOT TIME

北海道札幌市中央区南6条西6丁目

6旭観光ビル5F

お問合せ 180901x-ray@hot-tim.club

2. SUSUKINO 810

WEB受付 http://l-tike.com

上記予約メールアドレスに必要事項

①お名前 ②ご住所 ③電話番号 ④イベント日時と公演名 

⑤予約枚数入力の上、送信ください。

折り返し確認メールが届いた時点でご予約完了となります。

3. ローソンチケット 

Lコード 11547(北海道三会場共通)


9/2(日)帯広メガストーン

http://www.mountalive.com/hallguide/more.php?no=37

080-0806帯広市東六条南5丁目14メガセンター内

TEL:0155-26-7325

開場1600 開演1630

前売4,500 当日5,000

別途ドリンク代500

チケット販売・取扱店

4/8(日)~発売開始

1. ギターショップ・モップトップス

北海道帯広市東6条南5丁目14

0155-26-7325

2. 札内Rock House

北海道中川郡幕別町札内中央町528-41

090-8709-4456

3. サウンドビリーブ ルーディ

北海道帯広市西1条南21丁目6番地

0155-66-5043

4. ローソンチケット 

Lコード 11547(北海道三会場共通)

入場順

全会場整理番号順

店売・予約ローソンチケット当日