とはいっても多機能な近年のデジタル楽器、なかなか細部まで・すべての機能をチェックする時間がとれずで、サラッと弾いてみて保留中。
そんな中の1台、喫煙環境にあったということで、ヤニのせいか全体的に黄ばみあり、動きの悪い鍵盤もいくつかありました。ようやく少し時間を作れたので、遂に分解整備です。

90年代以降のキーボードのほとんどが、底面側を外して分解する方法なので、鍵盤機構にたどり着くのもひと苦労なのですが、これは上面からなので楽です。
動作機構を確認して、鍵盤をひとつずつ外していくという、地味ながら根気のいる作業。でもこれは61鍵なのでまだ少ない方です。88鍵とかいったら、気が遠くなります(^^;
さてこのコ、何本か鍵盤動作用のスプリングに曲がりがあったので、修正。そしてクリーニング。一方外した鍵盤は、中性洗剤でつけおき洗い。
内部クリーニングが終わったら、洗った鍵盤の水気をしっかり切って、外したときとは逆順で、元通りに戻していきます。
っと、ひとまず今回はここまで♪