Zu den Sachen selbst -4ページ目

#334 2010.04.24

 具合はだいぶよくなったよう。完治はしていないが、ちょっと無理をして大学へ。さわやかな春の感じ。しかしまだまだ入学式シーズンのような肌寒さ。この天気にはさすがについていけない。

 研究室で、所属しているGSDyの会計の仕事の処理をして、ドクターの先輩から南洋堂で洋書のセール話を聞いたのですぐにとびついて神保町へ。思わぬ掘り出し物もあり満足。しかし、散在であるのもこれまた事実。バランス感覚がない。

 久しぶりに設計をしようとしているが、うまく回路がつながらない。どうしよう。脳みそがボロボロになっているようだ。なんとかして回復しないとなぁ。うまいこと、なんとかしたい、リハビリのためにポートフォリオを作りながらがんばってみよう。

 明日はGSDyの総会。夜までなにもできなさそう。はぁ、また一週間が終わっていく。

#333 2010.04.23

 ここのところ寒い日が続いた。案の定、かぜをひいた。緊張感を欠いている日々を送っているせいなのかもしれない。まあ、それだけ追いつめられてもいないということなのでいいことだと思うが。

 寒い中、出雲で夏に開催されるワークショップのミーティングなどが行われたので行ってきた。助成金の申請書などは自分が書いたので(そしてかなりの額を得ることが実際にできた)ちょっとは貢献できている気がして楽しい。
 しかし、新しいワークショップの試みであるので、方向性を位置づけるのは難しい。特に自分が感じたのはその土地や住民との距離感との保ち方の難しさ、そして単に作品を作りたいとだけ思っている人に対しての違和感という2点であった。
 
 まずは、まちづくりを外部者として取り組む上での距離感の問題。今回のワークショップの主な目的は、まちを活性化するためのカンフル剤となっていい気運をつくり、ある程度のまちを活性化する仕組みやシステムを定着していくことなのだと思う。基本的にまちづくりは地元住民がやるべきことであるのは間違いない。しかし立ち往生している地域がほとんどというのが実情。そこで専門家として何かイベントとしてまちを活気づけるシステムを導入していくことになる。そこで、どの程度まで関わりを持つと、地元住民たちが主体となってまちづくりのシステムが回り始めるのかというのが微妙な問題になってくる。その距離感を間違えると、変に頼られっぱなしになることや、やりっぱなしで1回きりで終わってしまうという事態が発生して自律的に動くことにはならない。このことを議論していたら、アメリカ軍がイラクからどのように撤退すればいいのか、という時の議論に似ているなという気がしてきた。とても難しいが、まずこの段階で大事なことは地元の中である程度の力を持っている人に協力してもらい、密な連携がとれるかどうかということであるのは間違いなさそう。地方都市独特の難しさがある中で、けっこう規模の大きいワークショップ。さてさてどうなることやら。

 あとは、作品を作りたい、と思っている人に対する違和感。これは建築をやっている時代からずっと思っているもの。結局建てたい、自分のスタイルを確立したい、という向こう側の想いというものが見えてこないということに対する不信感というものだと思う。建てたいの向こう側に、社会をどうしたいのか、人の暮らしをどうしたいのかという根源的な欲求みたいなものが見えない。建築雑誌なんかを読んでいると、それはただの自己弁護のための詭弁のように思えるものばかりで言葉が薄っぺらい。社会性とか、これからの暮らしは、とか言っているがそれは自分が作った作品を弁護しているようにしか聞こえないのはなぜだろう?しかし、たまにそうした言葉にも力を持っている人もいる、この違いは何なのかなぁというのはここ数年思っていること。
 結局雑誌に載りたい、有名になりたい、そういうことばっかり考えている人が多いのが残念。まあみんな有名にはなりたい、成功したいと思っているのだろうが、有名になって事務所が大きくなってというのが成功だと思っているのなら、それは勘違いだと自分は思うし、すごいとは思うが尊敬はできない。
 とか偉そうなことを言っておいて、まだ自分にはビジョンがない。ナイーヴな思考はあっという間に撲殺されてしまう。それでも立ち上がってやっていかなくてはなぁ。


 風邪で寝込みながら、四月物語を見る。これを四月の中旬から下旬、春の匂いが漂ってきたときに見るのが毎年の習慣になっている。これを見て、現在の自分と18の上京したての自分との距離、そして去年の自分と今の自分との距離を見直す。そして、これからの自分に対して思いを馳せる。
 たぶん、実家暮らしの人には分からないこの感覚。



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#332 2010.04.21

 今日は久しぶりに春めいた一日だった。こういう日が一年中続けばいいのに、と思う。あとは10日に1回くらい雨が降れば十分だ。なのに、明日からまた寒いだなんて、やってられない。地球温暖化とかこういうときには騒がれなくなるのは、分かる気がするが、同時に気分で話題にしているだけで本質をついてはいないのではないということを意識してしまう。

 一限から近代建築史。フィレンツェ、素敵な街すぎてヤバい。そして陣内さんの講義は本当におもしろい。いつかは東大にくるのではないかなぁ。
 その後は研究室でぐだぐだと作業をこなす。時間があったので、ゆっくりと本を読める。1号館前の広場で本を読みながらまったりできて、久しぶりにいい時間を過ごす。頭の中に本の内容がすんなり入ってくる。今日はアフォーダンスに関する本を3冊ほど読む。佐々木さんは情報学環にいるはずなので、院に入ったら話を聞きにいってみようと思う。

 カテキョ前に、ギャラ間に寄って、竹原義二展を見に行く。圧倒的な手書きの図面と模型の数々。そしてコンセプトも意図もはっきりしている。そして何よりスケッチの質が高いことに驚く。自分も設計しないとなぁ、スケッチ書かなきゃなぁ、模型作らないとなぁ、、、と意欲だけ高まる。早く行動に移さないと。

 カテキョから帰ってきたらもう日付を超えていた。こうやって時間のあるときには、いろいろしておかないとなぁ。勉強しよう。手を動かそう。


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#331 2010.04.20

 やっぱり毎日のように何かを書いていくというのは難しい。毎日と気負わずやっていかなければならない。そして、単なる日記のようになるのではなく、思っていることを少しでも言語化する訓練になればいい。
 
 細かい話だけれど、ブログのタイトルを変えた。単なる日記のような表記から移行したかったし、自分としてもいよいよ研究する身になっているので、深いところで目標にしているものをタイトルにしたかったからだ。このタイトルを訳すと「事象そのものへ」という意味。物事の本質に迫っていくことをしていきたい。

 
 さて、昨日今日のできごとをつらつらと書いていこう。

 村上春樹の噂になっている小説の第3巻を買って一気に読み上げた。600ページ余りを4時間半程度で。かなり丁寧に読んだスピードだ。この小説は第3巻でようやくまとまってしっくりくる形になった。第2巻まで読み終えた段階では、かなり腑に落ちないところがたくさんあったので、イライラしていたのだが、このようにまとめられるとさすがだと言うしかない。
 個人的な感想としては、世界の終わりとハードボイルドワンダーランドや、羊三部作のような流れが踏襲されているように思う。村上春樹の問題意識というのは深いところではあまり変化がないように思える。近作ではそのような流れから離れていたのだが、あまりうまくいっていなかったように思える。今回、再びテーマとして羊や世界の終わりと。。。に近づいてきたということで、ここまでしっくりくる作品になったのではないか。
 個人的にそう思うということは、自分自身の問題意識もそのようなところにあるのかなと思う。確かにそうだ。かっこつけていうのなら、近代的自我からなんとか抜け出して、現代的自我といえるようなものを探しているような気がする。

 今年の夏に行うワークショップの打ち合わせが進行中。昨日はかなりの人数が集まって話をしたのだが、それぞれが違う思惑を持って参加しているので、あまり進捗状況は芳しくない。主なプレイヤーとして建築家としていい作品を作りたいという人間と、地元のまちづくりに貢献したいという人間と、ワークショップの新しい形態をデザインしたいという人間がいるので、言葉にしてしまえばコラボレーションも容易に見えるのだが、実はそうではないというのが難しいところ。いろんな事情、思惑が見えてしまうので余計に事務方としては難しい。
 思うに、これからのワークショップはハレの日に対するデザインではなく、ケの日に対するデザインをしていくことが重要。しかし、ハレの日なら切り込めるが、ケの部分はかなり切り込むのが難しい。かなりの苦労がいるし、ネットワークのシステムが必要になってくるからだ。そして、どこから切り込んでいくかという点についてもかなり戦略的にならざるを得ない。全員を納得していくことはできないので、どこまで妥協できるかという点についても調整が難しくなってくる。
 でも、それでもケの日のためのデザインということが必要になってくる。ハレの日のためのデザインができれば、街は一時的には活気を取り戻すことができるだろう、というか活気があるように見えてくる。しかし、本当に住民たちがより幸せな生活を送るためにはハレの日だけでは不十分。1年の内の350日ほどのケの日のために何ができるかという提案ができるようになればいいのだが。
 ケのデザインをするためには、本気で研究するくらいで行かないとダメかもしれない。そう考えると新しいワークショップの枠組みを考えるとき、立ち位置をどうすべきか。難しいところである。

#330 2010.04.18

 久しぶりにブログを再開することにした。本当は早いところHPを立ち上げて、そこでブログを書こうと思っていたのだが、時間的に夏ぐらいまでは開設ができなさそうなので仕方がない。

 あと、再開しようと思ったのは昨日(土曜日)に行われた内藤教授から、いろいろ印象に残る話を聞いたこともある。研究室に来てよかったと心底から思った。まだまだ聞きたいことはあるが、普段は聞けないことがたくさん聞くことができ、それがすべて自分の心に突き刺さっていくという希有な経験をした。このような密度の濃い時間は最近あまりなかったから、自分にとっては刺激的だった。表情や態度には出さなかったけれど。

 景観なんて、とてもナイーブな学問に足を突っ込んでいるのだから、バックグラウンドはしっかり蓄積しておいた方がいいと改めて思った。この分野で必要なのは総合力であり、人間力が第一。そのベースがない限り何もはじまらない。そのベースの上にいろいろあるんだと思う。

 
 幸福は、いつも内開きである。才能もまた然り。

この言葉が印象に残った。そう思えば、毎日やっていけそうな気がしている。

#329 2010.02.12-13

212fri

 午前中は、午後のテストの為にいろいろと準備をする。4限にテスト。その後、東京に来ていた母親と会い、荷物を自分の部屋まで届けたあと、学科のテストの打ち上げに参加する。ちょっとだけ顔を出して帰宅。

 ゆっくり母親と春休みについてや、姉の結婚式についてなどの話をする。コーヒーをいれようとした際に熱湯を右手にかけてしまい、ひたすら流水で冷やす。結局たまった仕事などはできず、早めに寝る。


213sat

 お昼に違う大学の人がデータを取りにくる予定だったが、かなりの遅刻。そのためにいらいらしながらも大学内のカフェで待ち続ける。結局1時間近く遅れ、その影響で次の予定にも遅れてしまう羽目に。その後、母親が実家に帰るというので新宿で見送り。
 飯田橋に移動して、寸法研の打ち上げ@神楽坂。オオタさんやアベさんのおもしろくも身になるお話をたくさん聞くことができ、そして都市デザインの研究室や建築の研究室の方とクロスオーバーで交流できたのがなによりも収穫。アベさんはバルセロナについての専門家なので、いろいろと見どころについても教えていただく。二次会も楽しく飲み、結局終電で東大前へ。
 家に荷物だけ置いて、白山で行われていた深志の同期卒業の東大生が集まる飲み会に合流。大学に入ってからみんな思ってもないような分野にすすんでいる。楽しくわいわい朝まで過ごす。

#328 2010.02.11

 朝、ゆっくり寝ていたらヤマシロさんから電話。ジョアンさんが来日ということなどの連絡をいただく。その後、イノクマさんの事務所に連絡をとり、ジョアンとイノクマさん、カイホウさんの打ち合わせに同席させてもらうことに。

 お昼に、初台にあるナルセさんとイノクマさんの事務所に伺う。事務所はコンペの準備で忙しそうにしている。ジョアンさんもカイホウさんも遅れてくるということで、イノクマさんとナルセさんと近況報告など。首都大のこと、ナルセさんのあまりの忙しさっぷりについて、そして景観研の現状についてなどについて話をする。イノクマさんは話していてとても楽しい方。

 ジョアンを迎える為に初台駅方面へ。カイホウさんとイノクマさんのチームはワークショップでの構想についていろいろ模索しているよう。ジョアンさんが加わり、ワークショップのスケジュールについてとイノクマチームの実現可能性についてのミーティング。ジョアンと直接話をすることができたということで一気に話は進んでいく。

 その後、イノクマさんの事務所に戻り、最近の仕事について紹介してもらう。リノベーションのものについてはランドスケープの取り扱いもとても上手くて参考になる。植栽枡のディテールや素材について詳しく教えてもらう。

 夕方、都市工の浅見研の院生の方とワークショップについての打ち合わせ。学生として、ワークショップにどのようなスタンスで取り組んでいくべきかといったものについてミーティング。あとは細かい手続きなどについても。

 その後、授業のレジュメを受け取って、一時帰宅した後に、すぐに地下鉄とゆりかもめを乗り継いで東京ビッグサイトへ。LVLの展示ブースの設営の現場を見に行く。最後のパネルのレイアウトなどを設営担当の大工さんたちに伝え設営してもらう。一日で作り上げたとは思えないような見事な展示ブースになっていてテンションがあがる。そして、現場にいた会社の方から、LVLの新しい構法などを教えていただき勉強になる。

 くたくたになりながら帰宅。ひさしぶりにゆっくりと読書をしてリフレッシュ。

#327 2010.02.10

 10時から渋谷の展覧会についての打ち合わせ。いろいろと噛み合ない。さまざまな立場や業種がある影響で、それぞれのスタンダードが異なっているというのが根本的な問題。だからといってどうしようかというところはどうにもならないし、それを乗り越えようとするのが今回のプロジェクトの主旨でもあるので、逃げてはいられない。話がねじれにねじれて紛糾してどうしようという感じになるが、どこまでが全員コンセンサスがとれているかといったことについては理解できたのでよかった。

 午後はかてきょを2つこなす。社会人の人の場合は自分より明らかに時間はあるのに「時間がないので」という言い訳を言われてしまうと、もう返す言葉もない。あくまでこちらはサービス業なので何もいわないけれども。高校生の方は、着実に勉強して力をつけている。やはり年齢によって吸収力みたいなものは全然違うようで。有機化学とか久しぶりすぎてずいぶんと忘れていて焦る。

 24時すぎに帰宅、明日の打ち合わせに備えての資料づくりなどを。

#326 2010.02.09

 朝一から高田馬場に向かい、ヤマシロさんの事務所でLVL展示パネルの入稿作業など。アウトライン化していないとかいう細かい部分での詰めの甘さみたいなものはあるが、完成し業者へ送信。

 お昼に渋谷に向かい、午後から渋谷のことに関する作業を続けていく。ひたすら図面やさまざまな絵を作ったりするなどの作業が続く。夕方には、神泉にある東急建設の本社に出向き、必要な資料や図面などを受け取りに伺う。けっこういいビル建ててるよなぁ。エレベータにいる人がかわいいOLばっかりだなぁと思ったら、同じビルにパルコの事務所も入っているみたい。作業していた会議室に戻ってこれまでの作業状況について整理。自分にも降ってくる大量のお仕事。

 結局21時半ごろに渋谷を出て、本郷に戻る。次の日の打ち合わせのための資料をひたすら作り続けるが、dwgのファイルをvectorに取り込むのに大変苦労して作業が全くといい程すすまずに結局朝までかかる。

#325 2010.02.08

 朝からきちんと起きる。自分の寝る向きを逆向きにしてみると、朝日を浴びることができるようなのでそのおかげかもしれない。ゆっくり朝のFMを聞きながら準備など。

 2限はテスト。完全に地頭力の世界。久々に見る顔もちらほら。向こうからしてみたら自分のこともそう思っているのだろう。研究室決めでまわりはざわめいているが、そういうのには全く関心がない。勝手にやっていてくれ。中途半端に話し合いなんかをして折り合いをつけるくらいなら、第一志望をみんな素直に言えばいいのではないかと思うが、そうではないらしい。外交の場みたいでちょっといやな雰囲気。本人たちの前ではそんなことは言えないが、いざ当落線上の立場になったらと考えたらリスクばかり考慮してしまうのもわからなくもないので静観。そう考えると、進学振り分けというのは実にうまいシステムであることにも気づく。進振りみたく定員の8割9割くらいは第一希望だけで勝負して決めて、それに漏れた人たちで残りの1席とかを話し合うというのもありなのでは?
 外から見てみると、幼いというか子どもっぽい性格の人ほどこういうのを決めるときには大騒ぎするようである。

 お昼から、大学内でいろいろな手続きなど。学内を自転車で歩き回る。

 夕方から高田馬場のヤマシロさんの事務所で、パネル作業のお手伝い。自分の作業効率があまりに悪いのでテンションが上がらず悪循環。ちょっとしたディテールまでの意識みたいなものが全然足りないということを痛感。夕飯までには帰れるだろうと思ったらずるずるといってしまい、結局終電で帰宅することに。でも、ここで自分が作ったパネルが週末にはビッグサイトでデカデカと展示される予定であるので、気を引き締めてがんばることにする。

 1時前に帰宅、Macに向かって作業。スーパーボウルを見ながらなので効率は悪い。パネルの効率は上がり、他の作業もある程度進む。結局4時過ぎに就寝。