スウェーデンの対コロナ「集団免疫」作戦とは何か? | 前世が出てきてコンニチハ

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皆様、こんにちは。

 

日本では今スウェーデンの対コロナの「集団免疫」処置なるものが話題になっているようですね。

Newsweek「集団免疫」作戦のスウェーデンに異変、死亡率がアメリカや中国の2倍に

 

この記事の小見出し

<より多くの人をウイルスにさらすことで集団免疫を獲得する、というスウェーデンだけの「人体実験」には国内から反対も出始めている>

 

このより多くの人をウイルスにさらすことで集団免疫を獲得する

 

と言う表現が歪曲されて、話題になっているのでしょうか?それともイギリスのようにロックダウンしなくても、結果は変わらないからなのか?どちらにしてもこの「集団免疫獲得」と言う発想がどこから来たのか?非常に誤解を招く表現だと思います。

 

ニューズウィーク抜粋記事

新型コロナウイルスの感染拡大に対するスウェーデン独自の対策は、ウイルスにさらされる人の数を増やすことで「集団免疫」を形成し、感染拡大の第2波を防ぐという作戦の一環だとされている。

スウェーデン公衆衛生局の疫学者であるアンダース・テグネルは4月下旬にBBCラジオの番組に出演し、「我が国の死者のうち少なくとも半数は、高齢者施設の中で集団感染した人々だ。封鎖をすれば感染拡大を阻止できる、という考え方は理解しがたい」と主張。スウェーデンの方法は「ある意味で功を奏している。私たちの医療システムが崩壊に追い込まれていないことがその証拠だ」と述べた。

 

公衆衛生局のテグネル氏の発言の元ネタ記事をまだ探しあてていないのですが、公衆衛生局のHPにも、

手を少なくとも20秒は石鹸で洗う事、

ちょっとでも風邪っぽかったら家に居る事、

70歳以上の高齢者は人と接する事を特に注意する事、

室内屋外共に人との距離を保つこと、

などの注意事項が書かれています。集団免疫の反対では?テグネル氏もスウェーデン政府もウイルスにさらされる人の数を増やそうなどとは言っていません。大体新型コロナは抗体が出来るかどうか分からないのですから。

 

高齢者施設に入居しているお年寄りは、自宅ではもう暮らせない程弱っている方々だし、老人ホームでの生活平均期間はたった半年と言う話を聞きました。そういう方々の新型コロナ以外の肺炎やインフルエンザでの死亡率は大変高いと思われますが、その数字は普段は全く見られません。認知症の高齢者にマスクを着けさせたり部屋に隔離はほぼ不可能、マスクの数も足りなくてスタッフも装着をケチっている、病院より防護が甘いなど、様々な要因が重なって高齢者施設での感染死亡率が高いのは、日本でも同じだと思うのですが、いかがなんでしょうか?

 

それから一部の高齢者の人ごみに出る率が結構高いようで、同僚が時々、

「さっきバスの中でお年寄りたちが間も開けずに座ってて、老人だけでほぼ満席だった」

とか、

「スーパーの中が年寄りだらけなんだけど、どうなってるわけ?」

と言う話を聞きます。買い物に行ってくれる人がいないのか(ヘルパーさんもちょっとでも体調が悪いと今はお休みだろうから、普段から人手不足なのに更に人手不足)、少し認知が入っているのか分かりませんが、ストックホルムの義両親は買い物はネット通販に切り替えたそうです。

 

しかし私が最も反応したテグネル氏の発言は、

スウェーデンの方法は「ある意味で功を奏している。私たちの医療システムが崩壊に追い込まれていないことがその証拠だ」と述べた。

 

は?

スウェーデンの医療システムが崩壊していないだと?これは諸外国に対するマウンティングなのか?タワマンのコマダムじゃねーし。でもテネネル氏、今スウェーデン国内では大人気らしくて、FBにはファンクラブもあるそうです。人生初のモテ期到来か(勝手に人生初とか決めてるしまった)?