精神疾患者は、何故催眠療法を受けてはいけないのか? | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。

 

1月の末に稲垣先生のセッションを受けた時、何故精神疾患者(統合失調症やパーソナル障害等の診断が下ってる人)は催眠療法を受けてはいけない、もしくは要相談なのか、その理由を聞いてみました。

 

先生曰く、「潜在意識を見てしまうから」だそうです。それによって自殺などの危険性もあるそうです。

私は精神科医ではないので、何故精神疾患者が潜在意識を見てしまうと言う事の危険性を医学的に説明は出来ないのですが、自分の潜在意識と普通の人(この定義も難しいですが)より向き合うのが難儀な人が、精神疾患に陥ってしまうのかも知れません。

 

精神疾患自体、誰でも陥る危険性のある病気ですし、誰でも心の悩みと言うのは抱えているものなので、誰を持って「精神疾患者」と呼ぶのかも難しいですね。いわゆる「妄想性障害」などは最も病識のない疾患でしょうし、誰にでも妄想癖はあるので、自分が病気だと認識している人は、ほとんどいないようです。そしていくつかの人格障害のグレーゾーンを重複している人もいるでしょうし、こういう人たちにも病識があるケースは、よっぽどでなければないのではないでしょうか。ドンツクデンデンおたぬき様ではなく、ドンツクデンデンお電波様なども、精神医学的にも疾患名の付きにくい状態であろうと思われます。本当のお電波様は、自分をお電波様だと認識していないでしょうから。

その点、統合失調症などは発見されやすかったりするのかも知れません。

 

そう思うと、催眠療法と言うものは、施術する側に立つとなかなか怖いものがあります。催眠に入る前の質疑応答だけではドンツクデンデンお電波様かどうか分からないケースもかなりあるのでは?自殺の危険性までは行かなくても、お電波度数が催眠によって加速してしまう可能性は否めないのではないか?と言うのは、私の個人的な見解です。

 

心の病気は一部社会の病気でもありますし、現存の精神医学や臨床心理学が万能ではなく、人の心は分からない事だらけ。そこでスピリチュアルと言うものが「心の闇」の受け皿になっている部分があると思います。では現存の医学や心理学が人の心を治せないからと言って、何でもかんでもスピリチュアルと言う逃げ道に入り込んでしまうのも、危険な事なのではないか?と感じます。以前にも書いたような記憶があるのですが、スピリチュアル大反響の裏側には、心を処方する地域医療の立ち遅れと言うのもあるのではないでしょうか。

 

地域医療も「医学」だけではない、他に何か現実的に出来る事、変えていける事はあるのではないか?と思う所存でありんす。何か「クローズアップ現代」みたいな話題になってしまいました真顔