皆様、こんにちは。
昨日17日は娘の誕生日でした。
そしてデナーがおフランス料理でした。
別に娘がおフランス料理が食べたいと言ったわけではなく、数日前に旦那がドイツ系の安売りスーパーLidlへ行った時、たまたまテーマがおフランス食材だったらしく、いろいろ買い込んで来た結果そうなった、と言うだけなのですが。この買い込んだ食材も、おそらくおフランスのtopvaluみたいなブランドじゃないか?と思います。
メインディッシュは低温調理(おフランス語でsous videとか言う奴。スヴィード?)した鴨のむね肉のオレンジソースがけ。作ったのは旦那です。うちにスヴィードの変な機械があります。何か筒みたいの。
問題は前菜、前菜!何とカタツムリが出やがった!冷凍庫にアルミのパイ皿みたいのがありましたが、それがエスカルゴだったらしい。あたしゃてっきり特売品のパイを旦那が買って来たのかと思ってました。あくまで特売品(笑)。
カタツムリなんか絶対食わん!と頑張りましたが、旦那と子供達に強制され、ワインとコカコーラで一個だけ流し込みました。
殻の中から出てきたどす黒い塊。
味自体はにんにくの味だけで不味くはなかったけど、カタツムリと言う概念で心理的に嫌なんだな。
世界のいろんな料理好きですが、いわゆるゲテモノ食いは駄目なのです。コロンビア人の家でアリンコのスナック食べた事がありますけど、もう無理。
日本にもイナゴの佃煮などありますけど、やはり見た目で食べられません。
もちろんホヤとかナマコも駄目です。ウニとかも見た目でNG。そう言えば私の食べられる寿司のネタって子供レベルです。しかもサビ抜き。味覚があまり発達していないのかも知れません。
そしてエスカルゴですが、全部で12個。一人3個の配分でしたが、私以外は全員3個自分たちのノルマを達成していました。
私は頑張ったのに、旦那に
「何故エスカルゴーって言うんだ。スニーグラー(スウェーデン語でカタツムリの意味。複数形)って言えば良いじゃないか」
って怒られたし
スニーグラーだと、庭に転がってるデンデンムシも含まれるし、モロなんだけど。でも他のスウェーデン人も、私が知ってる限りエスカルゴの事スニーグラーって言うよな。
エスカルゴって、調べたらエスカルゴ ド ブルゴーニュとか御大層な名前なんですね。気取りやがって!でも別名リンゴマイマイとも言うそうで、何だか幼稚園のお遊戯みたいな名前です。マイマイ。マイマイ。
リンゴマイマイは、昔おフランスから王様がスウェーデンに来た時に(何かナポレオンの関係者だったような)母国から食用に連れて来て、それが宮殿から脱走したからストックホルム周辺には大きなカタツムリが多いって旦那が言っていたけど、本当の所は分かりません。
スウェーデンで8月に食べるザリガニもゲテ料理の一つだよって旦那は言いますが、ザリガニはカニやエビの仲間のような感じでゲテ感ないと思うけどなぁ。美味しいし。まぁこういうのも個人的な固定観念なのでしょう。カニやエビを食さない国から来た人には、凄いゲテ料理なのかも知れません。
私が知ってる限り、アフリカ人なんてお刺身やお寿司にビビります。生で魚食べるの!って。
取り合えずリンゴマイマイ克服して、少し大人になりました(老化しただけ?)。マイマイ。マイマイ。