ヒプノセラピー分かんなくなった! | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

皆様、こんにちは。蒲田乃セイウチです。久々に前世療法関連の本を二冊読みました(一つはまだ読み途中)。

一つはSAM前世療法創始者の稲垣勝巳先生著


「生まれ変わり」が科学的に証明された!-ネパール人男性の前世をもつ女性の実証検証-/稲垣勝巳
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もう一冊は、中野日出美先生の

前世療法 137回の前世を持つ少女/中野 日出美
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です。

私がお世話になったヒプノセラピーの先生方は、みんなワイス式でSAM前世療法ではありません。でも私が心情的に一番親近感を感じているのが、SAM前世療法の稲垣先生のクライアントで、世界で第三番目の真正異言現象(習ったことのない外国語を話す)を催眠中に起こした里沙さんなのです。里沙さんは全く知らないネパール語で、ビッチビチネイティブのネパール人(しかもタマン語訛り)と会話したと言うすんごいお方。その模様はyoutubeでも見られますよ。

私の場合真正異言じゃ全然ないので、里沙さんに親近感などおこがましいのですが、何故私が里沙さんに親近感を感じるのかについては、次回に述べさせて頂きたいと思います。

さて、このSAM前世療法とワイス式というのは、その作業仮設からしてとても違うのだそうです。詳細は稲垣先生のブログをご覧下さい。
かいつまんで言うと、SAM前世療法では直接前世人格を呼び出してセラピストと会話するということらしいです。でも催眠状態がとても深いため、言葉を話せるクライアントは少数で、大方は指さしでyes,noを示すのだそうです。

以下、稲垣先生の本114から115ページにかけてのセッション後の里沙さんの感想を抜粋させて頂きます。

前世のラタラジューがネパール語を話し、その時代に生きたラタラジュー自身の体験を、体を貸している私が代理で伝えたというだけで、現世の私の感情は、はさむ余地もありませんでした。こういう現世の私の意識がはっきりあり、片方でラタラジューの意識もはっきり分かるという二重の意識感覚は、タエのときにはあまりはっきりと感じなかったものでした。

同本117ページより抜粋。先生の文章。
さらに、ラタラジュー人格の意識内容を里沙さんの意識がモニターし、二つの意識が併用していた記憶があったことも述べています。ちなみに、この前世人格の意識とそれをモニターしている意識が分離され、しかも併存状態にあったことは、筆者独自の前世療法一般に報告される共通の意識状態であり、ワイス式(ブライアンワイスの広めた技法)の前世療法でおこなった「タエの事例」(後述)のセッション後の感想では触れられていない意識状態のようです。

ということなのですが、私は恵美子さんとのセッションでも根本先生とのセッションでもこの意識状態を経験しています。というより、私は完全にエミリーで、質問に答えていたのはエミリーでした。里沙さんのおっしゃる通り、私には口をはさむ余地もなく、どんどん私的にはわけわかんない返答のオンパレードでした。

一体これはどうしてか?あくまでシロウト考えですが、始めからエミリーを呼び出してもらっていたから、その作業がSAM前世療法の前世人格を呼び出して会話するという形式と共通点があったからじゃないか?と思います。

キャバクラやホストクラブみたいにご指名制でした。

だからワイス式はどうなのか?と言われるとちょっと分からないのですが、おそらく大人数でかかる催眠誘導の時に見る映像や情報がワイス式なのかも知れません。確かにそういう時は私の場合はカラー動画が見え、メッセージも受け取れますが、その過去生になっているわけではなく、私がその過去生を見ている状態でした。

因みに今日は、エミリー銭湯の日でした。以前イメージでですがエミリーを銭湯に連れていき、だだっ広い銭湯(しかも壁の絵が富士山)に入れました。私は今回も脱衣所で待っていました。どうしてかと言うと、当時のスウェーデン人は滅多に入浴しないと聞き、しかも本で当時の女性たちがお互いに毛じらみを取っている画像を見たことがあったので、エミリーと同じ湯舟につかりたくないという冷たい発想からなんですが、背中くらい流してあげれば良かったかな。

でも入浴後はコーヒー牛乳(しかも瓶の!)なんぞあげました。気に入ったようです。着替えにアッパッパーを用意したのですが、丈が短いと文句を言われました。でもアッパッパー姿で扇風機の前に座っている姿が妙に似合いすぎていて、トホホでした。