４コママンガ「エミリーは何しに日本へ？」

皆様、こんにちは。蒲田乃セイウチです。カレーライスを作ろうと思ったら、カレーのルーがありませんでした

亭主のフレドリックを甘えさせるのは、しつこいから嫌だと鬼嫁ぶりを大爆発させたエミリー。しかし、

エ「フレドリックはお酒がないと可哀想だから」
ということも言っていました。お酒が切れると、禁断症状が出たのでしょうか？

エミリーは嫌いな縫い物などをして生活費を稼いでいたようです。そしてそのお金でお酒を買っていたわけですから、エミリーはいわゆる依存症患者へ共依存する「イネーブラー」だった可能性が高いです。

当時スウェーデンではアル中問題が大きな社会問題になっていたようなので、貧しき民草は教会へ通うなどの神頼みと、禁断症状を和らげるというか、その場しのぎにお酒を与えてしまうことしか方法がなかったのかも知れません。

今でもスウェーデンには個人経営の酒屋さんはありません。アルコール度数３,８%以上のものは、国営の専売公社へ行かないと買えません。しかも日曜は閉店。理由は週末はアル中が増えるから。ホントかよ？ま、国営専売公社だからね。

どちらにしろ、フレドリックのアル中問題がエミリーの心に大きな傷になっていたことは、間違いないと思います。そうでなければ、何故私はこの場面になって意識が途切れてしまったのでしょうか？

エミリーのフレドリックに対する心情は、「憎い、恋しい」というような演歌ワールドに近い感じなっしなー。
雨で汽笛で男は来なくて、お酒は熱燗。トイレのドアに「御手洗」って札がついてそう。
窓打つ雨は、私の涙ってか。

そんなエミリーは、
恵「少しフレドリックを甘えさせてあげたら、文章を書く時間が出来るかもよ」
の恵美子さんの言葉で、そうかなって一瞬心が動いた
こーゆーのって、揺れる女心って言うのかなー？違う気がする。

しかし何だね。エミリー姐さんにはとっちゃあ、結局一文にもならない駄文の方が、亭主より大切ってことかね？え？

そうかと言って、全くフレドリックのことは嫌い！無関心！どうなっても良い！と思っているような感じでもないし、まぁ愛憎入り乱れの演歌ワールド、あなたと越えられなかった天城越えとしか言い様がないんでありんすが。

で、「天城越え」というのは石川さゆりですよね？
今調べました。やはりそうでした。

そんで結論としては、フレドリックを少し甘えさせてあげて、文章を書く時間を作ろうということになったのですが、実はエミリーは、この恵美子さんの提案に渋々応じたのです。
渋々だ。渋々！お触り１０分３千円みたいな？

恵「フレドリックのアル中が良くなってまた働けるようになって、エミリーも文章を書く時間が出来るようになるかもよ」
という言葉に、一縷の望みを一瞬託したエミリー。

恵美子さんの、ヒプノセラピストとしての技術にとうとう落ちた頑固者エミリー！本日の名勝負！技は押し出し？

恵美子さん、お疲れ様なっしー！あの伝説の？鬼嫁エミリーが折れたということで、フレドリックに取っては恵美子さんは一生眩しい姐さんでしょう

さて次回は、私とエミリーの対面です！