皆様、こんにちは。ピグセイです。今日は満月ですね。オオカミ男を目撃なさった方はいらっしゃいますか?
私は今日、満月に合わせてというか、実は偶然なのですが、大きな断捨離をしました。大量に捨てた物品は、部屋着の黒いカーディガン一枚なのですが
家にいる時はいつも着ていた超お気に入りのカーディガンです。何年か前にH&Mで買ったものです。値段はそんなに高くなかったと思います。H&Mだしね。
だから何となく買ったんだと思うのですが、その着心地の良いこと!もう買って大正解!
形も素材もおおいに気に入り、それ以来、部屋着のカーディガンは、洗濯した日以外は絶対にそれになりました。洗濯して乾いたら即刻他の上着を脱いでそれに着替えるほど。
あまりにしつこく着続け、洗濯回数もハンパなかったので、色は当然褪せ、絶対にそれを着ての外出は出来ない程になりましたが、それでも凄い執念で着続けました。
しかし、最近さすがにもう潮時だろうと思い、さっき思い切ってゴミ箱に捨てました。ふと思ったのです。
どうしてこんなにこのカーディガンに執着していたのか?他にも何枚か、カーディガンはあるのです。
理由はさっき挙げたように、
着心地が良い
形が気に入っているのほか、
痩せて見える、
他の服を汚したくない、
何か無意識の習慣で、
などがあります。
それにしてもねー、もう良い加減古いし、ハタかた見たら凄くみすぼらしいはずです。これしかカーディガンないんですか?って人は思うかも。
いや、あるんです。その後何枚も買いました。
でも代わりになるようなものはないのです。
と思いこんでいたのは、今日の午前中までの私。
何を根拠にそう思いこんでいたんでしょうか?
何で着ている服と合わなくても、この黒いカーディガンじゃなきゃ嫌!って手放さなかったのでしょうか?
それってどういう心理?
偏執狂の一種っていうか、一種のストーカーだよね、ここまで来ると。
結局、その古いカーディガン自体が、私の潜在意識の現れだったんだと思います。
つまり、私はという人物は、
値段が安く、
ボロく、
色褪せていて、
ラクなことしか考えない、
だらしなくて、
変化が出来ない、
変化なんてことすら思考にない。
ってことなのでは?
いかがですか?
最悪ですね。
代わりのカーディガン探したと言ったって、買い物の「ついで」にちょこっと見るだけで、何軒も真剣にお店を回ったわけでもないし、100枚持っているわけでもないんです。
本当に代わりを探しているとは思えません。ちゃんと探せば、もっと良いカーディガンが見つかるはず。そもそもカーディガンのこと自体、私の頭にないんじゃないかな。
大好きなカーディガンって言いながら、本当に好きだったのかしら?
何か違うような気がします。
惰性で着てただけ。
このだらしなさ!
では、私は何に固執していたんでしょうか?
捨てる時はカーディガンにお礼を言ったけど、自分が見えないって恐いですね。
特に普段着は、人に見せないだけに、潜在意識が出て恐いと思います。
本日は何だか凄い発見をしましただよ。