関心の赴くままに! | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

こんにちは。皆々様のピグセイです。本日もピーッ!

先ほど、入浴中に急に思い出しました。
私が子供の頃、日本に初めてパンダパンダがやってきました。
日本と中国の国交正常化を記念して、中国政府から送られてきたパンダのカンカンとランランに、日本中が沸いていたような、、、。

それとも私はカンカンランランが日本に来た理由は当時は知らなかったので、大人たちは日中国交正常化というビッグニュースに大騒ぎしていたのかも知れません。

東京の祖父母の家には、私用のカンカンランランのプラスチックのコップなどもあり、ある日とうとう念願のパンダを見に、上野動物園へ母と!

パンダ小屋は、大変混んでいました。当時を思うと、今はパンダを見るのが本当に楽ですね。去年娘を連れて行った時はガラガラでゆっくりと見られました。

ゴミゴミと凄まじい人ごみに幼い私を連れて行ってくれた母の苦労、今となっては分かるのですが、その人ごみで私の関心を爆裂的に引いたのは、実はパンダではなく、金髪の西洋人の子供でした。

おそらくパツキンの子供を(しかも自分と同じくらいの年齢?)見たのが人生で初めてで、珍しいから関心を引いたんだと思います。当時はまだ西洋人や黒人のような、非モンゴロイド系の人達は東京でも珍しかったんじゃないでしょうか(少なくとも子供には)?

だけど母親には怒られましたねぇ。

「外国人の子供なんか見ないでパンダを見なきゃ!外国の子供はどこでも見られるけど、パンダは上野でしか見られないでしょ!」

って帰り道に言われたわー。

でもその時の爆裂的な映像は、今でも覚えています。真っ黒な人ごみの中に、金色の頭が二つ。黒と黄色で、パンダより虎やがな~。

大人である母からしたらパンダを見に来たというのは正論なのですが、人間の心って、そうはいかないのですよね。

他人を凝視してしまったのは申し訳ないのだけれど(幸い金髪の子たちはパンダに夢中で、私の視線に気付きませんでした)、大人でも、例えばAと言うことを始めても、Bに急に激しく関心が向いてしまうということは、あると思います。

その時はBもやる、もしくは軌道修正しても良いんじゃないかなぁ。
気になるものは、気になる!

私ももしかしたら、上野動物園での爆裂経験が潜在意識に残って、今スウェーデンにいるのかも知れません。