バリアフリーからスムースへ | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

スムースホテル専門コンサルティング「オフィスClara」、ブログペンネーム、世界初の車いすホテル探偵進藤クララさんの提唱する、バリアフリーの代わりのスムースという呼び方。コンセプトは、こちら!

何と、バリアフリーに関しても、ホテルによっては、

ユニバーサルルーム、
ハンディキャップルーム
ハートフルルーム、
アクセシブルルーム

とこんなに違うんですね!

ユニバーサルルームって言われても何のことだか分からないし、ハートフルルームという呼び方も、この部屋以外はハートレス?って考えてしまう私は、やっぱりひねくれ者なんでしょうかね?

バリアフリーという呼称は、読んで字の如くなんだろうけど、「バリアフリー」って言われると、

「ああ、じゃあバリアがあるってことなのね」

って思わせちゃう部分があるな、と気が付きましたわい。始めからバリアが無ければバリアフリーという言葉は誕生しないわけで。バリアフリーでない所は、全部バリア張られてるわけです。戦場です。地雷です。

私も車いすを押したことがあるけれど、平坦な道でもちょっと斜めになってたりすると、凄く押しづらかったです。車いす自体が重たいし、そこに成人が乗っかると、かなりの重量です。

その点、クララさんの提案する「スムース」という呼び方はホテル内設備だけでなく、人間関係もサービスもビジネスも、いろんなことが円滑に回る印象を与えます。

そう考えると、無意識に気になる言葉って結構ありますね。

「ゲイフレンドリーなレストラン、カフェ」

なんて言葉も、私個人的には摩訶不思議です。

外国で、

「ジャパニーズフレンドリー」

とか、

「アジアンフレンドリー」

を提唱している飲食店があったら、恐いです。何でことさらジャパニーズフレンドリーなのよ、、、と。

ついでに書かせてもらえば、ちょっと扱いの難しい言葉なのは百も承知ですが、

「広汎性発達障害」という言葉も、引っかかります。私は、この世に生きている人はみんな発達障害な部分があると思っているので、「広汎性」ならばもうホント、みんなです。でも全国民に障碍者手帳を発行したら、政府破綻しますからね。

話をクララさんに戻しますが、車いすユーザーの立場でないと分からないことはたくさんあるので、どんどん言葉のご提唱、アイデアのご提供をして行って欲しいですし、私は海外在住者でないと分からないことなど、気が付いたらアウトプットして行きたいと思います。

ああ、平和とか繁栄とか幸福とか、全ての良いことが「スムース」の一言で収まってしまうわけだ虹