今でこそもっとキラキラネームや、黄熊と書いて「ぷぅ」などというDQNを通り越した名前も存在するようですが、私が子供の頃は、画期的に珍しい名前でした。
名付け親は、母方の祖母。祖母としては必至に考えてくれた名前だと思いますが、名前に関しては、子供時代にネガティブな思い出の方が多いです。
まず、マジョリティーの「ゆかり」と待ちがわれるのが9割。10人中9人は、バカみたいに私のこと「ゆかり」って呼びましたね。今でも銀行とか行くとそうなのかな?あ、今はでも番号札制度になって、
「67番の番号札の方、2番窓口へ起こし下さい」
と言われるようになり、ラクになったかな。病院だと駄目かも知れません。
次に多かったのは、「えりか」。
どうせ「えりか」ならさ、
「アジャコングさん」
って呼んで欲しかったね。ファンだから。でも私が子供の頃はアジャさんも子供なので、有名人じゃなかったんだ
![あせる](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
だから私は、割と人の名前は注意して見ている方だとは思うけれど、それでも間違える時もあります。みんなそんなに他人の名前ってじっと見ないから(病院なんか忙しいしね)、仕方ないとは今は納得しますけど、自分の名前を間違われるのは、気持ちの良いものではありません。
よくいる苗字だって、
「菊地」さん
と、
「菊池」さん。
「中村」さん
と、
「仲村」さん
なんてのも、結構間違われて嫌な思いをしているのかも知れないです。
そう思うと、名前だけで言えば、
「田中恵子」
なんて名前の人は、生き易いんでしょうかね?でもこういう平凡な名前の人は、「七五三房伽沙鈴(しめふさきゃさりん)」なんて名前に憧れるのでしょうか?結構DQNだと思うけど、こーゆーネーム。
名前を言い間違えられるよりクラスの誰かに、
「全然その名前似合わないよね」
って言われたことが結構トラウマになってたようです。昨日突然思い出したの。こんなこと覚えているんですね、潜在意識ってマジで恐い!
自分でもそう似合わないって思ってたから、
「うん、そうだよね」
って反応してたけど、そういうこと言う奴に限って、お前の方が似合わないだろって感じだよな?
大体そーゆーこと言うこと自体デリカシーの欠片もないんだからさ、名前がマリアンヌだろうがトメだろうか関係ないわ。
誰が言ったか覚えてないけど、この思考法が変わっていなければ、きっと今頃は中年太りで、口を開けば旦那の悪口と近所の奥さんの噂話路線ですね。
「工藤さんの奥さん、パート先の上司と不倫してるのよ。こないだね、安西さんが二人がホテル入る所っ見たって。昼間からやぁねぇ」
って昼間からやぁねぇってお前年齢いくつよ?って感じですが。アンタのことなんか、誰もホテル誘ってくれないからさ(私も誘われないけどね)、しがんでるのよ。
いやぁねぇ、ってそんな自分が嫌なのよね。工藤さんの奥さんのことは、本当はどうでも良いのです。それよりネックレスが太い首に埋まってるから、せいぜい窒息しないように20キロ痩せた方が良いデスヨ。あ、でもあなたが痩せても、お洒落ば服全然似合わないよねぇ。私が「ゆりか」って名前が似合わないのと同じくらい全然似合わない。え、ショック?
ま、何か悪いこと言われても、同調した私が悪いんだどもね。言わせてしまった自分がね。
皆さんも、もし潜在意識に記憶されていたトラウマが思わず出てきたら、タコみたいにスミをプーッと吐いて、思考を書き換えませふ!