世界で唯一のセイウチ料理! | 前世が出てきてコンニチハ

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ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

ノルウェー北部では、アザラシの肉を食べるそうです。ステーキやスープに入れたり、生のまま内臓を食べたりもするそうです。

私も食べてみたいけど、かなりoily & greasyらしい、、、。

ってことは、セイウチなんか更にその上を言っていそうで恐いのだけど、気になりますな、セイウチ料理!ってかそんなものあるのかよ?と検索したらありました。

その名もコパルヒンと言うそうです。小春日和みたいで良いじゃないか、と思ったが、かなりマズそうよ。

しかも臭いって。なに、セイウチさんはワッキー?ってわけでもないみたいです。大体セイウチに脇っていうか、手あるか?あれはヒレではないのかえ?

こちらのページからの以下抜粋


コパルヒンの原産地・歴史  

コパルヒンは、極東シベリアに住むエスキモーたちの伝統的な発酵食品です。強烈な臭いを発する食品ですが、ビタミンが不足しがちな極北の遊牧民たち貴重なビタミン源であり、エネルギー源です。

 コパルヒンは独特な異臭を放つ発酵食品であり、キビヤックやシュールストレミング、ホンオフェ、あるいは日本の「くさや」と似た感じの食品です。

 真夏でも雪がちらつく極北の地で暮らすエスキモーたちにとって、体を温め、エネルギーを補給する貴重な食料です。不足しがちなビタミン類の補給にもなります。

 また、犬ぞりで移動中のエスキモーにとっては、人間と犬の共通の食料となります。

コパルヒンの作り方  

コパルヒンの材料となるのは、たっぷり脂の乗ったセイウチの肉です。特殊な銛(もり)で捕獲したセイウチを用いてつくります。

 ・捕獲したセイウチの首を切り取り、皮を剥がします。
 ・剥がしたセイウチの皮を細くきり、皮に穴を開けて袋状に縫います。
 ・セイウチの肉を脂肪つきのまま大きめなブロックに切り出します。
 ・袋状になったセイウチの皮袋の中にセイウチの肉片を詰め込みます。
 ・肉片が一杯になったら、袋の口を縫って閉じます。
 ・永久凍土の地面を掘り起こし、その穴の中に袋をいれ、土をかぶせます。
 ・そのまま数か月の間、寝かせて内部の肉片を発酵させます。
 ・発酵するとトロッとしたコパルヒンの完成です。

コパルヒンの食べ方  

凍ったままのコパルヒンを斧で割って、ナイフで薄く削いで食べます。薄く削いだ肉片は、一見毒々しい赤紫色をしていて、強烈な腐敗臭を放ちます。

 これを食べるのですが、舌にピリピリした独特の強い刺激が感じられます。最初は発酵した肉の色合いと独特な臭気に辟易としますが、慣れてくるとビリッとする食感と臭気とがやみつきになるともいわれます。

 エスキモーたちのエネルギー源だけあった、コパルヒンを食べると身体が温まります。



コパルヒンの主な栄養成分  

セイウチの肉は貴重なたんぱく質であり、ビタミン源となります。


コパルヒンの主な効用・効能  
エスキモーたちのエネルギー源となります。


コパルヒンの副作用や注意点
よくわかりませんが、コパルヒンの製造に失敗することもあるようで、食中毒を引き起こす危険性がゼロではありません。



コパルヒンの料理のコツ  
ありのままのコパルヒンを削いで食べる以外に特別な料理法はありません。


だそうな。特別な料理法もないらしい。溶けちゃうと肉がドロドロするから料理のしようがないってことか?
ってか腐っているんだ、コパルヒンは!凍ってるのに、腐るのか?

何で万年凍った土地で製造保存して、食中毒が起きるのかも不思議です。

日本の納豆、韓国のキムチ、スウェーデンのスールストレームニング、発酵食品は何でも臭いからね、コパルヒンも臭くても良いんだ、美味しければ。

コパルヒンは輸出などもされていないようで、厳冬のシベリアでイヌイットの人から買うしか入手方法がなさそうですが、どなたかネット販売しているよ、という情報をお持ちの方、セイウチまでご一報下さいませ。