ゴリラは助手席に | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

No gorilla is allowed in the back seat of any car.
いかなる車の後頭部座席にも、ゴリラを座らせるべからず。

こういう法律が、アメリカ合衆国のマサチューセッツ州にあるそうです。
何故?

とにかく、バックシートはダメでも、助手席ならOKってことですね?
そしてゴリラはダメでも、オラウータンやフンボルトウーリーモンキーならば良いってことだ!

マサチューセッツ州では禁止でも、他の州なら問題ないってことでしょうから、マサチューセッツに入る時に、バックシートにいたゴリラを助手席に移せばポリースにいちゃもんつけられることはなく、スムースにdriving車

一体過去にマサチューセッツ州で、ゴリラにまつわるどんな事件があったのか?
北米に野性のゴリラはいないだろうから、密猟問題ではなさそうですね。
だけど誰かがゴリラを車の後ろの席に乗せ、それによってトラブルが発生した、と考えるのが妥当な気がします。しかしこういう法律を法律家や政治家が真剣に話し合って可決させちゃうところは、フツーに考えても妥当じゃないと、アホなセイウチでも思うぞ!

ボストン郊外の閑静な住宅地に、弁護士のアンディージョンソンの家はある。
アンディー「ハイ、ハニー」
パット「アンディー、今日は帰りがいつもより遅かったわね。急なクライアントでも?」
アンディー「グッドニュースだよ、スイートハート。今日はとうとう裁判所でゴリラ後頭部座席乗車法禁止令が可決されたのさ」
パット「オオ、ゴッド!ついにこの日がきたのね!」
アンディー「そうさ、ベイビー。これでマサチューセッツは安全さ」

この日、ボストンに落ちる夕日は、いつもより大きく鮮やかだった。

しかーし、アンディーさん、帰宅がいつもより遅かった理由を言うのをさりげなくはぐらかしましたねにひひ